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『まんまで生きる 2020年1月28日 朝』

1泊2日で舞子高原にスキーに行ってきた。雪がなくて悲惨な状態だった。ゴンドラに乗って山頂まで行くと雪があるが、かろうじて雪があるという感じであった。既に春スキーの様相だった。でも、娘はスキースクールに入り、お友達を遊び、短い時間だったがリフレッシュできたようだ。


1.まんまで生きる
十牛図が気になり、特に「牛」は何だったのかが気になり、WEBで閲覧してみた。
「牛」を探すのは自分探しの旅、「牛」とは自分のありたい姿というなのだろう。
・お金持ちになりたい自分
・名声を得たい自分
・社会を変えたい自分
・家族と安心して暮らしたい自分
・何かに打ち込みたい自分
など様々あるのだろうが、そういったものが一切なくなり、ただ「まんまの自分」で生きることが、最大の幸せであり、最大のパフォーマンスを出すことが理解できた。
最大のパフォーマンスの定義が難しいが、自分のお役目を発揮するというイメージだろうか。

まんまの自分になると力が抜ける。周囲からの評価は全く気にならなくなる。自分がやりたいように、やりたいことに集中できる。

かといって、現実世界もその波に乗ってきてくれるので、現段階で苦悩は少なくなってきた。結局、自分のエネルギーが現実世界を作るという確信があれば、自分の状態を保ちつつ、そのままで良いという感じになる。


2.伝えたい経営手法
来月から、経営者向けのワークショップを開始する。ある企業でトライするのであるが、時間はかかるであろうが、下記をゴールに設定したい。どこまで進めるかは、当人次第であるが、一応自分の中で整理をしておきたい。

・業績・お金は、自分のエネルギーの結論でしかない。
・お客様の開拓はご縁のマネジメントである。
・人間関係は、自分の内面が作り出しているもの。
・ひたすら自分の内面を磨き続けることで、現実世界が変わってくる。
・開ける世界は無限大で、可能性しかない。一生継続して鍛錬のみ。


3.研修でも現場の動きが変わる(コラム用)
あるサービズ業でマネジメント研修を実施しました。成長企業で合併を繰り替えているので、マネジメントの強化とマネジメントレベルの均一化を図って研修が企画されました。

【研修の参加者・概要】
役員全員+マネジメント層80名と大規模な研修を1泊2日で実施しました。

【研修のねらい】
マネジメントの基礎を学び、当社らしいマネジメント行動について考えていきます。
①一般的なマネジメント行動を学び
②経営理念に基づく、当社らしさ・自分たちらしさを加味したマネジメント行動を考え組織に定着させることをねらいに進めていきます。

【研修のスケジュール】
①雑談・議論・対話のコミュニケーションの違い
②一般的なマネジャー像のインプット
③PDCAサイクルの理解と定着方法
④人材育成の方法
⑤当社のマネジャー像の共有
⑥自分らしいマネジャー像の設定
について、ケーススタディを入れながら、じっくり情報交換しながら進めました。

【参加者の感想】
・対話の大切さを理解したので、メンバーと対話を大切にコミュニケーションしていく。
・今回初めてPDCAサイクルについて学んだので、本当に良かった。
・お互いに考えていること・困っていることが一緒で安心した。
・ここまで会社が自分たちに投資してくれているので、業績で返したい。
など純粋な感想でした。

1泊2日研修のあとで、
①経験学習モデルを使って、「⑥自分らしいマネジャー像」の実行を1ヵ月間してもらいました。それを、毎週レポートに書き、社長含めて全員に共有しました。
②その成功体験・失敗体験を、1ヵ月後に1.5時間のWEBミーティングの場を使って共有しました。

今回は、WEBミーティングでの意見交換を中心にお伝えしたいと思います。

1.研修後のフォローアップの必要性
①研修後の熱量は高かったが、現場に戻るとついつい忙しくて、現場にまみれてしまう。
②研修で忘却曲線という話を聞いたが、確かに教えてもらったことは忘れ始める。
③忙しくて、なかなか実行に移せない。
などの意見があり、毎週のレポートは定着に有効でした。また、WEBミーティングの場を使って、お互いの進捗確認や悩みの共有ができて良い場になった。

2.研修内容を現場で活かす
この会社のマネジメント層の素晴らしいところは、学んだことをしっかり現場で活かしていることです。
①メンバーと対話の時間を持って、部下の意見に耳を傾けるようになったら問題がうまく解決するようになった。
②メンバーとコミュニケーションを取る際に、思いや感情と事実を切り分けて状況を確認するようになった。
③対話型の会議に変更することにより、メンバーからの意見がでるようになり、発言が活発になった。
④学んだPDCAサイクルを、営業部門の標準報告フォームに盛り込み、全国で統一基準として進捗管理ができるようになった。
⑤全社総会で、ワールド・カフェを使って対話型の会議に変更する。

研修がなかなか現場の変化に結び付かないという見解が多いですが、忙しい中でも現場の変化を促進できることが分かりました。この会社の特徴は、理念浸透型の経営をしており、素直な心が綺麗な従業員が多いことです。研修の成果は、素直さ・心の綺麗さなども関連するのだと感じた研修でした。

あとは、アフターフォローを充実された方が研修の成果が出やすいと感じました。週1回のレポートの報告先に、社長や人事役員を入れることで、現場の気合が入ったようでした。

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