8/2 結婚する予定ないけどゼクシィを買う

「下黒岩萌叫」というnote上での自分の名前、昨日の深夜に思いついた際には超面白かったのに、なんだかもう飽きてきたな。
上白石モネの妹が上白石マネではなくモカという名前であることを、最近やっと覚えてきた。

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今日、フリーランスで弊社からフルタイムで仕事を請け負っていた人が、クビになった。一度しか会ったことはないが、最近オンラインで個人的にやり取りすることが増え交流を深めていたので、残念である。反ワクらしいのでそこだけ注意していれば、廃墟の話なども分かる人で、面白かったのだが。

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話は変わるがゼクシィを買った。結婚する予定もないのに。
ゼクシィを買うのは人生で2度目である。前回はイチゴチョコを模したキッチンタイマーの付録が欲しくて購入した。食べ物を模したものに目がない。分厚くて別冊も付いていて300円だった。安い。
今回は良い感じのショルダーバッグが付録だったので、またしても付録目当てで購入した。またも300円だった。ショルダーバッグはスマホがすっぽり入り、小物も入れることができて、カードも何枚か収納できる。この2週間ほど、あらゆる店に行ってはちょうど良いショルダーバッグを探していたのだが、「スマホしか入らない」「逆に大きすぎる」「大きさは妥協できるけどそれだけのために買うには高い」「やたら重い」となかなか理想のものが見つからなかった。1200円くらいで良いものがあれば、大きさは妥協して次こそ買おうと思っていたところ、インスタでゼクシィの広告が現れて、「これだ!」と思った。インスタもたまには見てみるものだ。
大きさはぴったり。軽いし、機能性は求めたもの以上。縫い目は少し甘めだけどJILL STUARTのロゴが入ってるので大丈夫だ。これで300円か。雑誌も付いて。すごいな。
せっかくなので雑誌の方もめくってみると、式場の広告が半分以上を占めていた。この厚みの雑誌を付録付きで300円で販売できるのは、広告掲載費のおかげなのだろう。
それ以外のページは、結婚式のオプションの相場や、それぞれの親と揉めない方法や、夫婦の支出額のモデルなんかが載っていた。だいたい夫婦それぞれで、手取り25万くらいある。みんな金持ちだなと思った。私は3歳以来結婚式に参加したことがないので全くイメージができないのだが、両家と軋轢を生んで、夫婦で喧嘩して、数百万かけてまで挙式したいものなのか……。相場やモデルを提示されると、どうしてもそれを到達点として目指さなくてはならない気がするので、窮屈に感じる。自分一人で決めていいなら、人とズレてて何が悪いと開き直れるのだが、結婚は相手がいてこそなので、常識を弁えて普通の人のフリをしなくてはと思う。まあ、挙式以前に結婚する気もないので、この上なく無駄な悩みなのだけど。
そんな感じなので、ゼクシィは6歳年下の妹にでもあげようと思う。

そういえば、先日、生まれて初めて友達の結婚式の2次会に行くチャンスが巡ってきた。まだ返事はしていない。
招待してくれたのは、高校時代の男友達だ。卒業以来10年ぶり連絡が来たので、マルチの勧誘かと思った。高校卒業時はまだLINEが普及する前だったので、LINEのやりとりすら初めてだった。
その友人とどのくらい親しいかというと、3年間一度も同じクラスになったことはなく、部活も被ったことがなく、図書委員で一緒だったので週に1回か2回当番が被ったときに話す程度。教室の隅っこにいる族として同じ匂いは感じていたが、今やどんな会話をしていたか思い出せないし、分かるのはフルネームと顔と高校時代の家の最寄駅だけだ。しかも共通の友達もゼロときた。もしかして奥さんが私の知ってる顔だったりして、と思って2人で写っているLINEのアイコンを拡大したところ、全然知らない人だった。なぜ招待した。私は二次会に行ったところでどう振る舞えばいいのだろう。行ったことがないので行ってみたい気持ちはあるものの、今は参加の回答を保留にしている。
普通の人はここでどう判断するんだ……。

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