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「前向きに」お金をはらう、ことを始めてみる 目指すは「推しに課金」レベル

イランの旅の話を早く書きたいんだけど、日々の生活で文章にしたいことが湧きすぎてなかなか戻れない。今日は自他ともにみとめるケチ子が、お金をちゃんと払う、ことを始めた話。あと綾野剛気になる。課金してぇ。

わたし、かなりケチ。というか、自分が価値を感じたものには全然払うけど、基本タダならタダで済ましたい派。

どれぐらいケチかというと、

テロ直後の中国・昆明で、現地到着時間が23:30、翌日列車が7時発、「寝るだけのためにホテルはなあ」という理由で、駅のロータリーで、座って夜を明かす。(自動小銃をもった軍のお兄さんが何人かいたから、逆に安全だろうと思った。トイレもテロ対策で封鎖されてたのには困ったが。)

はじめての独り暮らし。電気代と購入費用を節約するため、冷蔵庫なしで1年過ごす。(真夏の昼下がりに隣に住むお姉さんがアイスをおすそ分けしてくれたのが、めちゃくちゃ嬉しかった。)おかげで月の電気代は300円台。サイトの記事を読むことでゲットできるポイントで実質相殺できるレベル。


短大生のとき、長野の短期の住み込みバイトに行くため、夜行バスを使うも、夜中についたので宿泊施設は使わず、長野駅の階段で夜を明かす。(家出少女と勘違いされたのか、「見るだけで1万円のしごとがあるんだけど、どう?」ってやばめのお兄さんに声をかけられる。「私苔以外興味ないんでいいです」とお伝えする。いまはその仕事というかビジネスの実態にめちゃくちゃ興味あるが。見るだけってなんやねん。)

あと旅に行く時に使う、イラストを描くノートは余った紙と使い終わったノートの表紙を使いまわして、ミシンで自作。(かれこれ4冊目。シンプルイズベスト)

その他にもいろいろあるけど、洗濯機が共同でもいいし、むしろありがたいし、古本でも古着でも気になんないし、初対面のおじいさんの食べ残しの小松菜でも食べれちゃうそんな私。当然、漫画も動画も無料お試し期間と、毎日無料で読める範囲だけって感じで楽しんでいた。

だけどそれって、ときに作り手に対する誠実さを欠くことになる、と思った。いや、なんでも新品を買えとか(エコじゃないし)、お金を払うことが正しい!って言いたいわけではなく。

なんというか、消極的なお金の使い方かな?と思いはじめたのである。

オタクが「推しに課金する」ときのお金って、もしお金に込められたエネルギーが見えたとしたら、愛と情熱と希望にあふれた、輝きを放っているのではないか、と思う。実際は数字が変化するだけなんけども。

そういう積極的な、ポジティブなエネルギーを込めてお金を使うって、じつは「その結果何を手にするか」よりも大事な、贅沢さ・豊かさの要件なんじゃないか。

課金するときの心情って、リターンがあるかどうかじゃなく、対象に応援できた、課金そのものへの喜びが大きいんじゃないか。


いままでも「応援したいからそこへお金を払う」的なことをすでにやってきた部分はある。

たとえば、これからも生き残ってほしいカフェで友達やpairsの人と会う。(毎回違う男性と同じカフェに行くのってちょっと気まずいけど笑)

大好きなお店のイベントにやたら顔を出す。

パーマカルチャーとか環境活動をしている人のコミュニティへの寄付。


でも、これに共通しているのは「相手の顔が見える」「物理的なコミュニティや場所がある」「私が応援したことが目に見える」点である。

これらが名札つきの応援・投票であり、エゴがチラつくのに対して、

「オタクの推しへの課金」は基本的には匿名で、応援する側は「その他大勢」に埋もれることすら厭わない、潔さ・尊さが感じられる点で、より純粋な感じがする。(あくまでイメージ。でも反論は大歓迎です。)


なので、「推しへの課金」的なお金の使い方をしていきたいと思う。

例えば、神社へのお賽銭は500円以上。(いつも5円とか50円とかでした。「ご縁がありますように~」じゃねぇよ。ケチってんのを神様は見ぬいていただろうな。)これもホープホースさんの記事に影響されている。
近況報告とか感謝とか決意とはいえ、自分語りを聴いてもらった相手に「聴いてくれてありがとう♪はい、5円」ってなんやねん。失礼もいいところ。今日の晩飯に困ってるわけでもあるまいに。


そして今後考えているのは、

noteの有料記事も面白そうなら読んでみること。(今までなら、有料記事は視界に入ってもクリックの対象外だった)

動画サイトを有料で使ってみること(綾野剛の出演作品を無性に見まくりたい。できたら悪役を。そういう綾野剛が観れるおすすめの作品はないでしょうか。「パンク侍」以外で。)

mikanアプリを有料のサービスまで使ってみる(南米で役立つ言語を旅にむけて習得したい。ポルトガル語と迷ったが、スペイン語が優勢。スペインも行きたいし。)※

3/13追記:mikanは英語と中国語はあったけど、スペイン語なかった!Espanolってアプリを試してみる。これいいなあ、お金払ってみるか!ってアプリに出逢うこともありがたいのかもしれない。

以上!

もしお金の使い方とそこに込めるエネルギーについて、興味のあるあなたには、リン・トゥイスト著「ソウル・オブ・マネー」をおすすめします。内容のメモでもnoteに投稿しますかねぇ。

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