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安価な薪ストーブを使った耳よりなオーブン情報

2015年11月26日

周囲をタープで覆っただけの、地面そのままのさしかけ小屋の入り口をくぐると、左手奥にステンレス製時計型ストーブがありました。

足もとには小粒の砂利が敷き詰めてあって、砂利の上に直接、数枚のブランケットが広げられ、タープの壁に沿うように、木製の椅子がふたつ並んでいました。

椅子とは反対側の壁には、小さな木製のワゴンがあって、いつでもコーヒーがいれられるよう道具が揃えてありました。

さしかけ小屋は、温室のようでした。

「そうそう、ストーブの下でクッキーが焼けるよ」と奥さんがいいました。

「ストーブの下に鉄板を敷いておくと鉄板が熱くなる」

「そうしたら、オーブンを買うと付いてくる金属のトレイがあるでしょ、あれにクッキーを並べてストーブの下にセットするだけ」

「ピザだって焼けるし、ほら、クリスマスのときなんて、クッキー焼いたら楽しいでしょ、まさにオーブン」

それを聞いて、とても興奮しました。
しかし、考えてみればわが家のストーブは、炉内にレンガを並べた耐火仕様になっているので、ピザが焼けるほど底が熱くなることはありません。

かといって、ストーブからわざわざレンガを取り出してまで試そうと思うほどマメではないので、そういう技もあることを覚えておこうと思って、これを書きました。

さて、薪ストーブの季節なので、
ストーブトップで作る温かいレシピを探したのですが、そのなかで材料も工程もかんたんだったイギリスの料理を参考にして、かぼちゃとマメのトマト煮を作りました。

かぼちゃとマメのトマト煮

かぼちゃ、じゃがいも、人参、にんにく、ピーマン、豆、トマト缶。
味付けは塩、コショウ、クミンのみ。
トマトとクミンを組み合わせるとどうしてもカレー風になってしまうー。

レシピではキドニービーンズでしたが、かわりに手持ちのひきわりひよこ豆を使いました。おそらくこれがカレー風を助長したんだと思います。

ごはんがなかったらクスクスと合わせても美味しいとのこと。
しかしクスクスはないのでお昼にチャパティで食べました。
カレー度倍増です。

クスクスってあると便利そうなので一度試してみたい食材です。

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