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日本のルバーブ、雑草「スイバ」でジャムを作ってみた

2016年4月30日

道ばた、土手、田んぼの畦に群生しているのを良く見かけるこの草…。

「酸葉(スイバ)」という名前のとおり、口に入れるとスッパイ草です。

てっぺんに赤みどり色の穂状の飾りをつけて、すっくと伸びた茎の下部をピンク色に染めている姿は特徴的で、すぐに見分けがつきます。

道端に生えるすいば

このスイバ、じつはルバーブと同じタデ科の仲間なのだそうです。

そういわれてみれば、茎のあたりが似ているような?
しかしルバーブに比べてこちらは如何にも野生といった風体です。

ルバーブと云えば、ジャム…

そこでスイバを使ってジャムを作ってみました。
(どうやって作ったのかは、いちばん下をご覧ください)

これがスイバジャム

見た目は緑茶色の雑草的な…?
あんまり美味しそうではありません。

お味はですね、甘いです、砂糖を沢山入れたから…。
すっぱさゼロです。

「スイバ」で作るジャム顛末 (レシピとはとてもいえません…)

1、摘んできたスイバの穂先と葉を取り除いてから良く洗い、適当な長さに切って茹でこぼしました。
水にさらしてアクを抜きをします。

※葉は取り除かずに加えるといいかも?
※この時点で皮を剥いておくと後々ラク?

2、茹でたスイバをさらに小さく刻んでから砂糖を加えて煮詰めていこうかと思いましたら、茎の繊維が硬すぎて包丁で切ることができません。
茹でたことで繊維がカチカチになってしまったみたいです。(手順1では包丁で簡単に切れていたのに)

3、硬い繊維の付いた皮を剥こうかと思いましたが、あまりにも剥きづらいので早々にあきらめ、茎をしごいて中身だけを取り出すことにしました。

4、こちらが茎をしごいて取り出したスイバの中身です。

カレーっぽい

絞り出す際に水も加えてあるので、なかなかの量です。

5、そしてこちらが、硬いスイバの繊維です。

針のように硬いです

6、スイバ液を鍋に入れ、砂糖を2、3回に分けて加えながら火にかけて煮詰めていきました。

次回があるかわかりませんが、今回の反省点は…

酸味を強くするために、レモンを加えるか、葉を捨てずに一緒に煮詰めればよかった。
それから茎の根元の硬い部分は除けばよかった。

もしくは葉だけを集めて作ったら美味しいジャムができるかも知れません…。

スイバが赤く色づくころに作ったら目にも美味しいジャムができそうです。


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