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手を振るって、こんなにキュンとする行為だったんだ。

職場には今、アジア系の外国人男子がいる。
彼は大学院を出てすぐくらいの若さで、日本支店の人手不足を補うため、海外支店から長期出張でやって来た。

日本の10代、20代男子がそうであるように、彼も少しフェミニンな雰囲気がある。
デスクの上には薬用リップとハンドクリームが置いてあり、おしゃれなカフェやスイーツが好きと話していた。
現在37才の私は、よく自分の世代が「ハザマだなあ」と感じる。
40才以上の世代には昭和な男女観を感じ、30代前半以下の世代には中性的な男女平等観を感じることが多い。
自分と同世代はそのハザマを彷徨っているような気がする。

少し話が逸れた。
その外国人男子の話だ。
彼は、ある程度仲良くなった人には「手を振る」という癖がある。
朝、すれ違いながら挨拶する時。
こちらが話しかけようと近づく時。
彼は手を振る。
大体が片手だけれど、両手の時もある。
手を振られたからには、振り返さないと行けない。
というわけで、私も手を振る。
最初は恥ずかしかったけれど、だんだん慣れてきた。

つまり…

男子が手を振るって、こんなに可愛いんだね!というのが今日1番言いたいこと!何だそれ!


ちなみに彼は「Good nightはおやしゅみって言うんでしょ」と言っていた。
男子どうこうではなく、彼自身が可愛い爆弾なのかもしれない。

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