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すべての靴下のゴムがだめになる3月

 年度末にやるべきことが何も終わっていないけれど、だからこそ、家を離れひとり静かに仕事が出来る場所を求めてさまよう。今日は徒歩15分の書店ラウンジにドロップイン。
 とかいうとかっこいいけれど、こちら無料体験でして。いや真剣に会員になるのを検討しては、いるのです。3月で某オフィスが雇い止めに。そしてそこでは、そのオフィスワークしかしていないわけで、自宅を離れて自分の仕事をする場所はずっと求めていたわけで。なんせ家が狭く今は1人暮らしではないので。
 4月からもそのオフィスのフリーラウンジを使うことは可能なのだけれども、自宅からはちょっぴり遠い。なので、交通費やこの書店ラウンジの会費やなんやかやそろばんを弾いて、なんか集中できるほうに行ってみようと思っている。
 またこれから書いていこうと思っているのだけれどとりあえず、私に残された時間は来春までだ。と思うことにしている。
 去年からそんな風に心の準備をするようになった。
 もっと時間は短いかもしれない。
 いつ死ぬかなんて誰も知らないから。
もういつ死んでもいい年でしょ。な昭和生まれだもん。
ふざけてるのか、といわれるかもしれないけれど、至って真剣。ここ数年はどれだけ楽しく生きるか、とかではなく、死ぬこと前提の毎日。いつ死んでも胸張れるように。それが毎日のモチベーションなのだ。
 そしてそう思うと、やり残したことや、書いておくべきこと、まとめなくてはならないことが最優先になる。まあ、ちっとも終わってないわけですが、いよいよ2024年中には終わらせますよ。そしてそれを終わらせるための場を探しているんです。
 ここ数年、ひとりになれる居場所、何か書ける場所を求めてずっとさまよっている気がする。そしてどこがベストなのか今もわからない。多分これからもわからない。
 そうしてさまよううちに、靴下のゴムだけがのびてゆき、ブーツの中でまるまってゆく。
 靴下はもう少し高いのを買った方がいい。けれど価格とモノが正比例するのかは、履かなくてはわからないし、どんな靴下であれ、こんな風にさまよっていればだめになる。
 3月はそんな季節。


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