Davinci Resolve17.4 編集で映像がカクつく時の対処と、別モニターにフルスクリーンで出力する設定
最近はむやみになんでも4Kで撮影するので、マシンの性能が追いつかずにモニター映像がカクつく時があります。その対処法です。
【タイムラインプロキシモード】
プレミアでもモニターそのものの解像度を落とす機能がありますが、それと同じもの。これでも随分とカクつきが低減されます。
再生→タイムラインプロキシモードをオフからHalfかQuarterにチェンジします。当然Quarterの方が画質は落ちます。
【プロキシの設定】
昔はこういった設定がなく、オートでプロキシが生成されていた(たぶん)と思うのですが、バージョンアップで任意に設定できるようになった模様。
右下の歯車マークをクリックするか、ファイル→プロジェクト設定でダイアログを開く。最適化メディア&レンダーキャッシュの項目をイジります。
〇 プロキシメディアの解像度 1/2
1/2に落とすことでFullHDでプロキシが生成される
〇 プロキシメディアのフォーマット
「Prores422proxy」か「Prores422LT」あたりをセレクトする
〇最適化メディアのフォーマット
「Prores422proxy」か「Prores422LT」あたりをセレクトする
〇レンダーキャッシュのフォーマット
「Prores422proxy」か「Prores422LT」あたりをセレクトする
更に作業フォルダを指定する。デフォルトではMovies(Macの場合)内に設定されている。
複数人で作業を行う場合は、外付けSSDなど転送速度が速い外付けメディアに映像データなどと共に設定。どんどん増えていくので十分な空き容量を確保しておく。
【プロキシメディアの生成】
最後にエディットのメディアプール内のサムネイルを右クリックして「プロキシメディアの生成」をクリック。プレミアと同じくまあまあ時間がかかります。イケるなら「タイムラインプロキシモード」だけでやりたいものですね。
ついでに。
ダビンチリゾルブ17から2画面スクリーンに対応した模様。その設定です。
ワークスペース→デュアルスクリーンをオフ。(オンにしない)
ワークスペース→プライマリーディスプレイで、アウトプットしたい任意のモニターにチェック。
これでモニターにフルスクリーンで映像が出ます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?