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島日記 ドパーミンいっぱいの豆

見たことのない豆が並んでいる。
ムクナ豆とある。
生産者も「ああ、あの人か」
好奇心で買ってみた。

まずは、薬と毒は紙一重ということだ。
インド原産、日本でも江戸時代以前までは「ハッショウマメ(八升豆)」といって作っていたようだ。

「レナードの朝」で投与された薬の原料になったLドーパ(レポドパ)、ドパーミンの前駆体がたくさん含まれているという。
noteを書いていなかったら、フーンで終わっているところだが。

水につけること2日、炊飯器で炊いて保温12時間、黒くなったら水を入れて保温で24時間。
水にドパーミンが移り黒くなるようだ。

実験のような調理過程。
一度に3粒以上は危険らしく、まさに毒のあるものは薬にもなる証明だろう。
黒豆よりホクホクでおいしい、知らなければもっと食べてしまいそう。
黒い水も癖がなく飲みやすかった。
作ったことはないが黒ニンニクのようだ。

たったこれだけに4日かかった


久々時代小説を読んだら、期待以上に面白かった。
これは映画かドラマになりそうだ。
美少年、歌舞伎、仇討ち、人情、ミステリー仕立て。
登場人物それそれが外伝になりそうだし。
娯楽小説の要素たっぷりで愉しませてもらった。
一気に読んでしまったのも久しぶりのことである。

あれやこれや書き散らしているのはここ数日すこぶる調子がいいから。
オリオン座流星群を見たり、小説も面白かったし、黒い豆もおいしかった。
ドパーミンのせいかも知れない。

肌寒過ぎても、いつもなら我慢するのに早朝ストーブをつけた。
鉄瓶のお湯が沸くまで。
まだ10月、それでもいいや、気分いいなら。
半袖シャツで、ストーブも悪くない。

カレーも作った。
次何しよう。


ススキが美しい
草と園芸種が並んで
玄関にあるゼラニウムが咲く
ひなたぼっこ
月の出が早い



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