島日記 忘却
昨日投稿した内容を覚えていない。
タイトルは割と覚えているのだが、内容は心もとない。
他のかたはどうなのだろうか。
加齢による忘却なのか、
「そんな昔のことは覚えちゃいない」
ボギーのセリフではないが、単に終わったことに興味がないのか、よくわからない。
恥ずかしいことは忘れてしまおう、という気持ちからくることもある。
以前の記事にスキの通知がくると、あわてて読み返す。
ふむふむと読めるので、恥ずかしいのとは少し違うようだ。
毎日投稿が鍵なのかのもしれない。
投稿したとたん、明日の文章を書かねばならない。
リセットするので覚えていないのだ。
ひとつではなく、どれも少しずつ当たっているのだろう。
どちらにしても、以前の記事にスキをもらうのも嬉しいことだ。
「忘却とは忘れ去ることなり」
さすがにリアルタイムではないが、1950年代の初めにラジオの前に人を集めたドラマのナレーションの前ふりである。
「女湯が空になる」とか「真知子巻き」のスカーフなどが流行った。
菊田一夫原作「君の名は」
「冬のソナタ」と似たような非恋物語だ。
忘れることができたらどんなに幸せかという問いかけだろう。
どちらも観ていないので勝手に推量した。
「鳥頭」なる忘れん坊の名称もある。
「鶏は3歩歩けば忘れる」のことわざからきた。
私はどうもこちらに近いようだ。
初めて知った言葉もある。
「ベイカーベイカーパラドクス」
その人の姿や人柄、職業などは思い出されるのに、名前だけがでてこない状況ををあらわす心理現象らしい。
これは毎日のように経験している。
認知症は恐れるが、忘却程度は「恐るるに足りぬ」と気に留めないでおこう。
それよりも新しいことを覚えるほうが愉しいではないか。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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