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敷居が高い

本を読んでいたら、敷居が高いという文章が出てきて、あれと思った。
「ハードSFなんて私には敷居が高すぎる」
ハードSFに何か不義理でもしたのかと思ってしまう。
「高級なお店なので敷居が高い」なんて言っている人もいたっけ。

作家の文章なので、ああまた今では、ハードルが高いことを、敷居が高いというようになったんだろうと年寄りは納得。

本来は、「〜さんとは仲直りしてないので家に行くのは敷居が高い」「親戚だけど音信不通なので敷居が高い」というような、引け目を感じたり、行きにくい状態をいう。

「私は家族のはぐれものなので、実家に行くのは敷居が高い」
これは私の心情だ。
冠婚葬祭では目立たないようにしていたが、弟が亡くなり、家の敷居そのものが無くなってしまった。

またまた余計なことに目くじらたてると意地悪婆さんになってしまう。
別に重箱の隅をつつくわけではないのだが、気になるのでnoteに書いている。

図書室でまたたくさん借りてきた。
最初に読み始めたのは、「読書で離婚を考えた」という目につくタイトルである。
円城塔、田辺青蛙ご夫妻共著の交換日記的なエッセイのようだ。
さておたのしみになるかな。

いしいしんじのオンライン講座をまとめた本もあった。

面白かったら感想を書こうと思う。

先日眼科でもらった目薬をさすのが愉しい。
おそらく成分は水が多いのだろうが、何か潤いを与えてくれるようで一滴いってき、意識してさしている。
なんだかきしむ戸にオイルをさしているようである。

モンステラの仏炎苞
禁制の中、宣教師が上陸した海岸
入江は穏やか


今日も読んでくださってありがとうございます。

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