島日記 少し早めの満月
東には満月がのぼり、西には夕焼け、日が沈む。
台風通過で空気が澄みきっているから美しい。
夕焼けのオレンジと満月の月暈が競い合っているよう。
どちらに軍配を上げようか、やはり上っていく満月だろう。
満月のピークは四日のお昼頃、六月のストロベリームーン。
ほんの少し早いけど、梅雨の晴れ間の十五夜お月さん、見られてよかった。
実際はもう少し薄い青、こんな色を「縹色(はなだいろ)」という。
藍染の色名で、藍より薄く、浅葱色より濃い色。
そよ風が吹き爽やかな空気と青い空、深呼吸。
実は、四日の投稿はもう書き上げていたのだが、夕焼けと月を見て、この風景を載せたくなり、急きょまた書き始めたが後が続かない。
このまま満月を眺めていたい。
あと四百字ほどがんばろう。
今日はネムノキに縁がある日だ。
ネムノキが満開だよと連絡をもらい出かけた。
その後、ほかの人からこれは何の花?と写真が送られてきた。
白ネムノキである。
ネムノキとは属が違ってシロバナネムノキはカリアンドラ属らしい。
カリアンドラとはギリシャ語で「美しいおしべ」というそうだ。
オジギソウは触れると閉じるが、ネムノキは夜になると眠るように葉を閉じる。
植物の習性は興味深い。
日中は入道雲モクモクの夏日になり、汗をかいた。
今年初の「しろくまくん」をおやつに。
満月の写真を載せたくて無理矢理書きました。
お付き合いくださってありがとうございます。
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