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ゼロから始めるワイン教室

日常生活に役立つ為、シンプルにまとめたワインの事。

専門的な言葉や歴史・工程など一切省いて、
ワインを覚えて楽しむためのモリノナカが独自に行った、
ワイン教室の備忘録その1です。

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まず最初にそもそもの話ワインとは何?から

言わずと知れたブドウから出来た酒。
只、日本酒、焼酎、ビール、ウイスキーに比べある工程を一つだけ行っていません。蒸留や醸造ではなくある一つです。

それは、加熱。・・・とんでもなく安いワインは別。(紙パックetc)
上記に掲げた酒類は必ず米や麦などを蒸す等し、でんぷんを糖に変えて酵母を加え、発酵させます。
ワインはその加熱を省き、果実を潰して、ブドウ自身の糖で、そのまま酵母発酵させます。
かなり原始的な製法ですね、紀元前からあるお酒というのが納得できます。


栄養価的にもミネラルが残り、果実を飲んでいると言う感覚が残ります。

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日本は高級有名ワインやボジョレーヌーボーのような、日常で飲むワインとはかけ離れたワインばかり取りだたされ、基礎が全く出来ておらず、地に足が着いてない状態です。
多くの人がまともな英語を喋れないと一緒の状況です。

解決方法はまず何事も基礎を覚える事です。
今回の教室で、最低限の入り口(土台)を作っていきます。

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今回は上記の画像の内容さえ覚えれば、
日常にワインを選ぶ際に困る事は無くなると思います。

     白ワインから

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この3種は国際品種と呼ばれ、世界基準の白ブドウです。
シャルドネは高級ワインでよく使用されたり、普及品にも使われる
一番手に入りやすい物です。

    赤ワインはこちら

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この4種も国際品種と呼ばれ、世界基準の黒ブドウです。
カベルネソーヴィニヨンやピノノワールは世界最高峰のフランスワインやアメリカワインに使用されます。もちろん普及品もあり、カベルネソーヴィニヨンやメルローはスーパーで沢山販売されてます。

次は場所によっての味の違い。

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二つの線がありますがこの線上に置かれている地域が、日本で有名なワインの生産国。もちろん記載していないポルトガルやドイツ・スイスなども世界的に有名。

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いまや販売されている白ワインは95%は辛口です。
ワインをメインに扱う飲食店や販売店では基本白ワインは辛口がほとんどですので、希望を出す際は辛口のワードはいりません。
白ワインも赤ワインも、
伝えるワードは軽い・濃い・重い・フルーティー・渋いこの5つのワードの組み合わせだけで全て伝わります。


補足
・木樽は使わず、ステンレス製等の樽で代わりに発酵するとリンゴ酸は10
・木樽で発酵させるとリンゴ酸の半分が乳酸に変化します。
MLF発酵とかマロラクティック発酵とかって言います。
詳しくはこちら

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ヨーロッパのシャルドネ
フランスのマコンという場所のシャルドネ
失敗の無い白ワインです。作りては何処でもいいです。
価格帯は1500円が相場です。
写真はジョセフドルーアン マコンヴィラージュ

まこん

濃い味のシャルドネは南フランス・プロヴァンス地方やチリの等の南米系
1500円が相場
写真はラ・フォルジュ・エステイト シャルドネ

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万能な赤ワインはフランスのメルロー
ACボルドーというランクのものがスタンダードです。
大体がシャトー〇〇と言う名前です。
1500円~2000円台の物が適当。
写真はシャトーベルビュー

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しっかり味で渋みのある赤ワインはチリや南米・カリフォルニア等
のカベルネソーヴィニヨン
1500円~2000円台
写真はロスバスコス

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1000円以下のおススメワインは
デルスールシリーズ
コノスルシリーズ
Amazonでデルスールかコノスルと検索してみて下さい。
この2つはチリ、赤・白バリエーションが豊かで内容が一番安定しており、
ここ最近で一番手に入りやすいです。コンビニにも置いてあります。

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買いだめするよりかは、飲みたいタイミングに買ったほうが一番いいです。
販売店はしっかりと保存して顧客に売るというのが最低限の責任です。
それが出来てない店では、二度と買わなければ良いと思います。

余談ですが、ワインの後ろのラベルに酸化防止剤という表示があります。
よく酸化防止剤無添加ワインなどの販売されてますが。
この酸化防止剤が入っていないとワインは確実に腐ります。
また酸化防止剤が人体に影響する量は、1日に何本もワインを飲んで、それを毎日繰り返すと悪影響が起こるそうです。

そもそもそんなに飲めますか?

入って無いものは酸化防止剤以外のものが入っている可能性があります。
こちらのほうが人体に危険性があるものが入っている場合があるので、
それを理解したうえで購入してください。
どの商品もそうですけれど、安い物には訳があります。
コストパフォーマンスという安易な響きに騙されず安心したワインを選ぶ知識をつけて購入し、楽しんでください。

健康があってこその楽しみです。

では。








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