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小説の文字数について

作品を読んでくださって、本当にありがとうございます。

ここには、他にどのような文字数の作品があるか、ご紹介します。
以下の区分で分類しています。

掌編  1,200字(3枚)
小短編 4,000字(10枚) 
短編  8,000字(20枚) 
詩   文字数不問

自分が夜更けや信号待ちでWEBの読み物を開くときには、短くまとまっているものを読みたい気持ちでいるので、WEBではそのような「掌編」を増やしていこうかと、いまは思っています。

小説の本質は、自由。
ということで、特に決まりはないようですが、一般的(?)には、
短編小説 30枚~80枚
中編小説 100枚~200枚
長編小説 250枚以上のようです。

短い話を書くということ

私の今の文は、短い話が多いです。
つまり、それは言いたい核や骨が剥き出しの「エピソード」(挿話・ちょっとした話)であって、100枚以上の中編のような肉や皮や表情のついた「物語」に成れていないことを実感しています。

しかしながら、自分にとってそれは、その都度ごとに最高傑作であって、線香のように小さいけれど確かな熱が、ぽつんとある。

恥ずかしかろうが拙かろうが、一気に熟練工になれるはずもなく、そうやって地道に進んでいくほかない。

準備と練習ばかりで、やる前から不完全であることを恥じ入り、安心できるほどに遠縁の外堀ばかりをせっせと埋めることを、
辞めるのに、
私はとても時間がかかりました。

人生は短く、世界は大きい。そして、小説は自由。

面倒で一銭にもならないのに寸暇を惜しんでどうしてもやりたいとなれば、未熟そのものさえも楽しむほうがいい。

今はとにかく、そのような私の雛のような話を、ここまで読んでくださったあなたがいてくださることを、ただただ、こころづよく、うれしく思っております。

どうも、ありがとうございます。



蛇足:文字数と枚数はちがう

小説は自由。とはいえ、文字数と枚数は違うそうです。
私は冷や汗を掻いたことがあるので、ご注意ください。
応募規定に10枚以内と書かれていても、なんと、4,000文字以内ではないのです・・・。
原稿用紙でイメージすれば、改行や、空白マスが含まれます。
指定10枚とは、それらを含んだ「1ページ400文字換算にしたときの10枚」だそうです。
私は文書作成ソフトの文字数換算に慣れていたので、原稿用紙の感覚が薄れており、提出後に知って煩悶したことがあります。

たまたま見たページで教えてもらって、感謝しているので、まだ知らない人に届くように、ここに書いておきたいと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。