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光の天使と猫の物語-ルーチェとミーチャの冒険-

この物語は、サンキャッチャーをモチーフにしたオリジナル小説ですにゃ🌈

人間界では満月が近いので🌕
書きたくにゃって、書きましたにゃ♪久しぶりの作品にゃのでドギマギしてますけどw

良ければ、のんびり、温泉にでも浸かりにゃがら?←wお楽しみあれにゃのです🌸

◯◯◯

北の大地に光の天使が降り立った

彼女は、遠くの光の国から人間界へやってきた。彼女のいた国では、天使たちが太陽の光を集め、地上に届ける役目を担っていた。彼女は、その使命をこの北の地でも果たそうと考え、やがては他の地にも太陽の光を届けたいと考えていた。


光の天使 by 猫にゃん♪

そんなある日、光の天使は風の妖精さんと出会った。風の妖精さんは、北の大地に住む精霊で、風と共に他の地も含めて自由に飛び回っていた。

光の天使に自分の観てきた世界を語る中で、彼女は東の地に住む不思議な猫のことを話した。この猫は、古くからその地で人々に知恵と光を分け与えていた存在だった。優れた知恵を持ち、天使や精霊たちと友好関係も築いているようだった。

光の天使は、その猫の知恵と光の力を借りて、人間界に光を届ける手助けをお願いすることにした。風の妖精さんに言伝を頼み、こう伝えた。

「東の地にいるねこよ。我が手助けとなる光の妖精さんと仲良くなるのです。」

風の妖精さんから言伝を聞いた猫は、好奇心いっぱいに耳をピョコピョコさせながら、どうしたら光の天使さんと仲良くなれるかを真剣に考えた。すると、近くの古い森から木の妖精さんがやってきて、猫のおヒゲをユラユラ揺らしてくれた。猫と木の妖精さんは日頃からこの森で一緒に遊んだり、お互いに助け合ったりして、親しい関係にあったので欲しい情報を共にに交換していたのだ。


木の妖精さんと猫 by 猫にゃん♪

その木の妖精さんによると、近くの工房店で光の天使さんと仲良くなれるイベントがあるらしい。猫は「これにゃ!」と思い、そのイベントに飛びついた。

そこでは、宝石商人がキラキラと輝く宝石を手元に置き、一緒に何かを創ってくれるという。猫は、風の妖精さんから光の天使が太陽の光を大切にしていることを聞いていたため、太陽の光を捕まえるサンキャッチャーを作ることに決めた。光の天使が人間界に光を届ける手助けになるのは、サンキャッチャーに違いないと考えたからだ。

初めて創る子だから、強くあってほしいと願いを込めて羽を四枚にした。宝石商の店主は「二枚が限界だろう」と言ったが、猫は熱い気持ちと意外と器用な肉球で、丁寧に四枚羽のサンキャッチャーを創り上げた。

その知らせを聞いた光の天使は、小さな光の妖精さんをそのサンキャッチャーに宿してくれた。彼女の名前はルーチェ。これは光の天使が創りての猫と共に考えた名前だ。イタリア語で「光」を示すルーチェは、キラキラと美しい光を放ちながら、優しさと明るさを備え周囲を常に照らす存在へとなっていった。


ルーチェ(イタリア語で光)

さて、無事に光の妖精さんと仲良くなれた猫だったが、実は問題が一つあった。それは、大事な太陽の光が猫界には届きにくいということ。

猫は、確かに光も太陽も好きだが、一方で月も好きなのだ。だから、猫のお部屋はどちらかというと暖色の効いた少し暗めのお部屋になっている。角部屋であることも影響して、太陽の光は朝の一時間ほど。これではルーチェも少し寂しい。そこで、ルーチェは猫の耳に小さく呟いた。

「ねぇ、猫さん。私ちょっと寂しいから妹が欲しいわ。彼女を通じて、私に必要な光を届けてほしいの。」

再びお耳をピョコピョコさせた猫は、いつも仲良くしてくれる龍のオニーサンにこのお話をした。龍のオニーサンは、東の地の山々に住む古代の龍で、広い知識と経験を持っていた。猫と龍のオニーサンは、しばしば山のふもとで出会い、知恵を分かち合うことで日頃から交流を深めていたのだ。そんな折、猫から相談を受けた彼は自ら必要な宝石を集め、あれよあれよと言う間に二つ目のサンキャッチャーを創り上げた。

その話を風の妖精さんから聞いた光の天使は、もう一つの器に新しい小さな命を宿した。その命は元々のルーチェのエネルギーを少し含めた命だったので、彼女はルーチェの妹として生まれた。

ただ、この妹、少しお転婆だった。自由奔放で名前に縛られず、好奇心の赴くままに人間界の土地を一人で渡り歩いていたのだ。だが、そんな彼女の気まぐれさが、猫のようだと周りから言われるようになり、彼女には「ミーチャ」という名前が自然とつけられるようになった。


ミーチャ(イタリア語で猫)

「ミーチャ」という名前はイタリア語で「猫」を表わす。その愛くるしさと優しさにピッタリな名前であると光の天使や猫、そして龍のオニーサンも喜んだ。また彼女自身も姉のルーチェと音の響きが似ている自分の名前を、誇らしく感じるようになった。

こうして生まれたルーチェとミーチャの美しさは、風の妖精さんのささやきに乗って、人々の夢や物語の中に広がっていった。

人間たちはその話を聞き、サンキャッチャーを自分たちでも創り、各々の家に飾るようになった。その結果、光の天使から頼まれた言伝も果たされ、人間界に光を届ける使命をルーチェとミーチャは立派に果たすことになった。

かくして、ルーチェとミーチャは、ルーちゃん、ミーちゃんとして長く愛されることになりましたとさ☆

めでたし めでたし🐈️


光の天使とルーチェ&ミーチャ

◯◯◯

はい!ということで、

久しぶりに書きましたけど、如何でしたでしゃうか?(/ω・\)チラッ
写真は私の撮影で、イラストは猫にゃん♪(私専用のAI チャン)ですにゃ○

少しでも気に入って頂けたら嬉しいですにゃ🌸

人間界では昨今、怖いニュースがアメリカで起きていたり、手足口病+熱中症+コロナという謎のコンボが発生していたりと?大変にゃ様相が伺えますますにゃ🎐

そこで、そろそろ満月を迎えるこの時に少しでもホッコリしてもらえたらにゃーと思い、こちらの物語を書かせて頂きましたにゃ🌈

最後に本日のワンショットですにゃ🌟


夜光と妖精さんたち

ちなみに、彼女たちの光る姿と猫と戯れる姿はコチラですにゃww

本日も最後までお読み頂き、有難うございますにゃ♪🐈


龍のオニーサンと妖精さんたちに包まれる猫w

日常と非日常を放浪し、その節々で見つけた一場面や思いをお伝えします♪♪ そんな旅するkonekoを支えて貰えたなら幸せです🌈🐈 闇深ければ、光もまた強し!がモットーです〇