生まれてきてごめんなさい

生きづらさ と言うよりは自分で自分の首を絞めてばかりである。
私は車で事故を起こた。その賠償金を払うために車を売った。そしてその事故で免許停止になり、それ以降会社には自転車で通勤している。
多少疲れるが、まぁ慣れてしまえばそこまで悪いものでも無かった。
だが会社の先輩は私に「車買ったほうがいい。いつ車買うんだ。」と圧を常にかけてきた。ちなみに先輩には事故を起こしたこともお金がない事も言っていない。
私は非常に困った。なぜなら私は免許停止中だし、車を買うお金もないからである。 
「いや、車は買わないですね お金もないし」と一言言えばいいだけだ。だが私にはそれは出来なかった。
昔私が前の日に雨に濡れた作業着を洗わずに会社にいき、作業着の余りの悪臭に途中で早退させられた事件があった。
もしかしすると自転車で通勤する私は体から汗臭い匂いを放ってしまっているのかもしれない。先輩はそれを車を買えと言うことで暗に伝えてきているのではないだろうか。そう思うと自転車通勤を続けたいと言う事は出来なかった。そのうち買いますそのうち買いますと言い続けたが、結局買わないまま二ヶ月が過ぎた。
その感一切の進展が無いのもおかしいと思い、やれ車屋に行きました、めぼしい車見つけました、書類集め中ですといった感じで少しずつ車を買う道のりを踏んでいった。
そしてとうとう先週の金曜日 土日に車を買うと言ってしまったのである。
だが私は免停中だし、車を買う余裕もない。
なぜここまで私は愚かなのだろうか。生まれてきてごめんなさいといった感じである。
そして今日がその月曜日である。
私は仕事を休んだ
生まれてきてごめんなさい。
生まれてきてごめんなさい
生まれてきてごめんなさい
生まれてきてごめんなさい


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