愉悦


冷たさの残る白い朝に  君は

つま先を立て  身体をひねらせ

その指先で  私の中を探る


淡い瞳がじっと見つめる

私の全てを見透かしたように



同期された 甘い密


哀しげな目で 闇を奪い

その舌先で 私の中を満たす



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