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2018 2/24 Like a record round round round @新宿ロフトプラスワン おぼえがき
ちょっと前のことですが…
皆さんは、すきなアーティストの「引退」というものを経験したこと、ありますか?
悲しいし、無念だし、どうしたらいいかわからないし、無力感にさいなまれます。そしてその虚無感みたいなものは尽きることはないし、癒えることって今のところ、ないかも…。
でも、そんなときこそ気分転換が大事。
藤井隆さんが2年ぶり?にロフトプラスワンでL4R(藤井さん、椿鬼奴さん、レイザーラモンRGさん3人の音楽ユニット)のイベントをやるとのこと。
私は決してまめでコアなファンではないのですが、藤井さんの活発な音楽活動の原点、ルーツはこのイベントだと思っています(独断と偏見)。
いってきました。
ライブは最初から飛ばしていて、L4Rが以前からよく歌っているおなじみの洋楽カバーを大放出。続けて6曲くらいを熱唱。藤井さんはもちろん、鬼奴さんもRGさんもお変わりなく。
ああたのしいなー。
しかし、この日のライブはいつも通りではなかったのです。
駆けつけテキーラ2杯をかっこんだ藤井さん。「今日はTetsuya Komuroコーナーを絶対やるよ!!!」
絶句。
そして…
クジラの鳴き声……のイントロが流れる。
「海とあなたの物語」だー!!!!!!
(解説:1998年11月発売 小室哲哉プロデュースによる未来玲可1st シングル フジテレビ系ドラマ「じんべい」主題歌)
藤井さんがフルコーラスで歌い上げます!!!!!
会場はキョトン。
そうでしょうそうでしょう。リアルTK世代よりも若いファンもたくさんいますもの。TKプロデュース曲でもマニアックですもの。
しかし名曲。
選曲の神、今宵もロフトプラスワンに降臨。
びっくりしたー。
お次!
レイザーラモンRGさんの
「Time to Countdown」!!!!!
TMNのね!
今度はみんなサビで気づきます(笑)
そして藤井さんの
「Too Shy Shy Boy」(観月ありさ)へと続く。
鬼奴さん「みんなMステ見てるー??」
あああ。惜しいですよね。小室さんの曲、きっとみんなずっとずっと聴いてきて染みついてる。やめないでって思いますよね!!!!!
ありがとうございます藤井さん。(誰)
まだまだ TKしばりは続く。
RGさんによる
「Self Countrol」(TM NETWORK) 。
RGさんは去年ご自身のライブで「Self Countrol」のジャケットをフィーチャーしたポスターを作っておられましたが、実際のライブではTM NETWORKの曲は歌わなかったとか。だから今夜はレア。
もちろん大盛り上がり。
藤井さん「RGさんはまた皆さんと盛り上がれる曲を見つけましたね。」
藤井さんらしいあたたかいコメントです。
続いて鬼奴さんの
「You are the One」(TK PRESENTS こねっと)
藤井さん「だれー?」
鬼奴さん「甲斐よしひろです」
藤井さん「だれー?」
鬼奴さん「浜田さんです」
藤井さん「だれー?」
鬼奴さん「Yukiさんです」
この曲はTKファミリーによるチャリティーソングなのですが、歌のパート、今誰なのか確認を延々(笑)
藤井さんは小室さんに曲を提供してもらったことがあると。(2004年のアルバム「オールバイマイセルフ」収録の「タメイキ」)
当時、小室さんに曲をお願いできることがわかって、藤井さんは「Chase the Chance」みたいな曲かな?「Body Feels Exit」かなー?とワクワクしていたそう。
そして出来上がってきた曲はせつないバラード、歌詞は中世の王様の悲しいお話で、ダンス・チューンではなかったことが意外で最初ちょっと驚いたそうです。
でも先日のライブでも「タメイキ」を歌われていて、大事に大事にされているんだなと思いました。
そして「ふわふわふるる」(tohko)を歌い出す藤井さん!(解説:1998年発売 小室哲哉プロデュースによるtohkoのシングル。カネボウ化粧品「テスティモII」CMソング)
わー!!!これも名曲に間違いないけどみんなキョトンとしてます。当時よく流れていましたね。さすが目の付け所が違う。。。
藤井さん「ふわふわふるるじゃなくてデビュー曲 (BAD LUCK ON LOVE) のがよかった?よかった?」って言ってたけど、いい曲だけどどちらかといえば「ふわふわふるる」のがみんな知ってるかな…(笑)
というわけでこの日のセトリの半分はTetsuya Komuroコーナーという特別編成なL4Rでした。
(誰得!!!!!)
またL4Rでこの企画、思い出したときでよいので…歌いたくなったらぜひやっていただきたいです。
みんなが知っている名曲が、星の数以上ある愛すべき音楽家(隠れた名曲も無数に)。
彼の突然の幕引きを皆悲しんでいるし、本当に惜しんでいると体感した夜でした。
(みんな待ってるのですよ!)
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