森永の早寝早起き生活・1


あぁ眠たいな、そう思ったのは3日前の21時頃であった。

リビングで母親がプレイするドラクエ11を横目に「人をダメにするソファ」で寝そべるというのは、どうやら自分にとって最高にリラックスできる環境であったらしい。
眠いという欲望自体は普段から確かにあるし、これといって不思議なこともないのだが、その日の眠たさは平常時のそれとは一線を画していた。
私は母親に就寝前の挨拶をした後、いつもより5時間ほど早く布団の中へ入った。


翌日目覚めたのは朝の4時半頃だったと思う。
カーテンの隙間から差し込む東日、誰もいない街で優雅に鳴く野鳥、過疎ったTwitterのタイムライン。そのすべては、今まで私が夜更かしした日にしか出逢えないものたちだった。
とりあえず、読みかけだった本を開き、家族が起床してくるのを待つことにした。
家族は私が早く起きたことに大いに驚き──なにせいつもが深夜2時就寝昼12時起床とかなので──私のことを褒めた。(この歳にもなって早寝早起きしたくらいで褒められることについてはスルーしてほしい)

この日もまた同じく21時頃に睡魔が襲ってきて、そのまま床に就くこととなった。

翌日は5時過ぎに目が覚めた。Twitterで起床の挨拶を終え、先日から利用可能になっていたAdobeを触ってみたり、Cの教科書を読んだりしてみた。
これまでも夜寝落ちして朝早く起きてしまうといった事態はあったが、いずれも1度きりで続きはしなかった。それが、今回2日連続で続いている。
それくらい普通だろ、と思う方もいらっしゃるかもしれないが、自分にとっては"快挙"と言って差し支えないものであり、これを機に、「ちゃんと生活習慣を良くしよう」と、何度も何度も心に誓ってはことごとく捨てられてきた希望を再び拾い上げることとなったのだから、実際自分に大きな影響を与えていることになる。

この2日間の成果を無駄にしてはならない_____そう、強く思った。

しかし、意識してみるとなかなかうまくいかないというのがこの世の常である。
過去2日間と同様に21時頃に寝床に就いたものの、どうにも眠気がなく、目を瞑ったまま1時間程が過ぎた。
それでも何とかして眠ろうと、何も考えないようにしたり、深く深呼吸したりした(←この3日間で確信したことだが、これはとても良く効くから試してみてほしい)。


結果的に、おそらく22時半頃には眠りについていたのだと思う。気が付いたら今日の5時だった。

ここまでが今までの21時5時早寝早起き公務員生活の軌跡である。(旧題:21時5時早寝早起き公務員生活と徳)
21時5時公務員のところは言わずもがな、公務員の勤務時間が9時~17時だということに由来している。学生なのに公務員を騙るのは、いささか傲慢に思ったりもするけれど、2秒で思いついたタイトルなので許してほしい。
出来ればこの生活を続けていきたい。深夜にTwitterで騒げなくなるのは寂しいところもあるが、実際効率を考えれば深夜にTwitterはしない方がいい。
(もちろん、効率が人生の全てではないことも承知している。)
続けることが出来たらこのnoteは今回限りだし、もし続けることができて、何か気づきとか、良いことでもあれば、更新したいとも思う。
「早起きは三文の徳」と言うし、そんなものは鼻から信じていないのだけれど、せっかくなので、タイトルに入れてみた。

では、今日も早寝出来ることを願って。

森永

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