森永の早寝早起き生活・3

6月。

6月と聞いて思い浮かべるものはたくさんあるだろう。
例えばそれは、英語ではJuneだし、和風月名では水無月だ。
Juneからジューンブライドを思い浮かべた人もいれば、その特異な気候である梅雨が想起された人もいるのではないだろうか。

私の場合、それは誕生日だった。

月の話をしているのに日の話をするなとか、君の誕生日は確か2月だっただろうとか、そういう、言わばツッコミ待ちなどではなく、正確に表現すると、私の友人の誕生日だ。

6月はなぜか特別、友人の誕生日が多い。なんなら、私の母親も6月が誕生月である。もちろん「お誕生日おめでとう!」とメッセージを送るだけで済ませてしまう相手も多いのだが、毎年誕生日プレゼントを贈りあっている仲の人には今年も贈ろうかな、と思うものである。

そんなこんなで、6月は誕生日プレゼントのことばかり考えてしまう。

誕生日プレゼントを考えるというのは、正直言って苦手だ。
年に一度、その人の生誕を祝う行事。という名目だが、医療技術発展によって各種死亡率が激減した昨今ではむしろ、365日毎に訪れる無条件で祝ってもらえる日である。
日頃の感謝を込めて、あるいは、これからも良好な関係を築いていきたいという意思表示として。時にはたまたま隣にいたというだけで、全く知らない人の誕生日を祝うこともあるかもしれない。そんな素敵な日なのだと、私は思う。


そんな素敵な日だからこそ、相応しいプレゼントを選びたいと思う。
しかし、「喜んでもらいたい」という思いが強すぎると、逆に何も選べなくなってしまう。


例えば帽子が好きな友達に誕生日プレゼントを贈るとして。果たしてあなたはその友達に帽子を贈るだろうか。
その人が好きなものというのは、大抵自分よりその人の方が網羅しているものだし、好きだからこそそれなりの"こだわり"というものがあるはずだ。
仲が良ければ良いほどその人の趣味嗜好を知る機会が多いものだが、知りすぎているからこそその領域には踏み込めないものである。
私はルービックキューブが好きだ。娯楽程度に。6面を揃えることはできるが、そこまで速く揃えられるわけではない。しかし、速く揃えたいと思っていた時期もあって、自分用にそこそこ値の張る(4,500円くらいだったかな)ルービックキューブを持っている。
もし私がルービックキューブ好きなことを知っていても、もう高いものを持ってるから必要ない、と思うだろう。

誕生日プレゼント選びはこんなことばかりだ。
考えて、考えて、考えて。
色々な思い出が蘇り、感傷に浸りながら、頭を巡らせる。
良い案が出ても、「でも、、」とか「もし、、」とか考えて、それでまた最初からになる。
結局行きつくところは The 無難 という感じの、あってもなくても困らない、でも貰ったらそれなりに嬉しい、ネットで「誕生日プレゼント おすすめ」と検索したら出てくるような、納得はいかないけど失敗はしないだろうものになってしまう。

誕生日プレゼントは気持ちだ。

皆がそう言うし、私もそう思っている。
けれど改めて贈る側に立つと、いつも不安になる。

そんな不安を抱えながら、最高の誕生日になって欲しいから。そんな願いを込めて。今年も贈りものを考えている。
贅沢で、充実した時間だと、本当に思う。

さて、私の早寝早起き記録だが、2週間を達成した。
ちょうど緊急事態宣言が解除された日の夜から始めたものだから、数えやすくて非常に助かっている。
途中、深夜の2時までバイトをしていた日があったのだが、(さすがにその翌日は早く起きることが出来なかったが)その次の日にはまた早寝早起き生活に戻ることができた。
もう自分が夜型だったことが信じられないくらいには早起きに馴染んでしまった。
こうやってnoteやTwitterに宣言しているから続いてるのもあると思うが、やはり私の意思の強さによるところだと思う。
正直かなり意識して生活リズムを整えているし、これからも続けていきたい。
タイトルは21時5時だが、最近は23時6時のパターンが多いように思う。
それでもそれなりに早寝早起きですよね?多分。

気づいたらこんな時間だ。もう寝よう。

おやすみ。

森永

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