時間を戻そう:少しゆっくりに

ゾウの時間、ネズミの時間で知られるように、心周期は動物によって違う[1]

ハツカネズミ 0.1s(秒)
ネコ 0.3s
ヒト 1s
ウマ 2s
ゾウ 3s
クジラ 9s

そして心臓が15億回打つと皆死を迎える。

これは、人間でいうと41.5歳(=江戸、明治時代の寿命に相当する)

寿命が延びたのは、医療、上下水道、食糧、冷暖房と冷蔵庫等のおかげ、
だが大量にエネルギーを使う。

エネルギーを使えば使うほど、時間が速く進んでいくのが動物の時間

現代社会は、送電網、鉄道網、道路網、通信網で莫大なエネルギーを消費して社会の時間を早めている。

一人一人が体の使っているエネルギーの約30倍を電力やガソリンの形で使っている(=現代人の生活時間は縄文時代の30倍速くなっている)

だけど、「心臓の拍動は変わっていない」

だから、体がついていけてない=うつが増える[1]

50歳を超えて、生命の保証期限は既に切れているので、時間をゆっくりに戻そう。

体の調子も、ココロの調子も落ちてきたら、ペースダウンして、休み休みいこう!

少し休んで元気(気が元に戻ってきたら)になってきたら、また、歩きだせばいい。

参考文献 [1] 人間にとって寿命とは何か 本川達雄 著

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?