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Vtuberへのスパチャ額が想像以上だった

先日、世界中のYouTubeチャンネルの色々なランキングを作っているサイト「PLAYBOARD」が、スーパーチャット(YouTubeの投げ銭のこと、以下スパチャ)の累計金額ランキングを発表した。

想像以上に稼いでいたVtuber

1位がホロライブの桐生ココで、累計金額は88,965,659円(2020年8月25日現在)。それから、トップ10のうち7人がVtuberだった。さらに、そのうち5人はホロライブ所属のVtuber「桐生ココ・潤羽るしあ・湊あくあ・兎田ぺこら・宝鐘マリン」で、この5人だけでも3億以上稼いでいることになる。(実際は色々引かれるが)しかも、これに加えYouTube広告料・メンバーシップ・グッズ販売などでも収入があるので、カバーどれだけ稼いどるねんと思えてくる。

それと、このニュースだけ見ると一部の人気者が随分稼いでいるなという印象だったのだが、実はこのサイトのランキング、10位とか100位までではなく、1000位以上も載っている。もしかすると全YouTubeチャンネルが載っているのかもしれない・・・(1800位くらいで諦めた)

そんなわけで、ざーっと見ていたのだけど、なんと180位あたりまでは累計1000万円以上投げ銭を投げられているらしい。そしてそれ以下も数百万円は普通に稼いでいる。Vtuberが出てきた頃は、「こんなので利益がちゃんと作れるのか?」というのが一つの課題となっていたのだが、こういう数字が出てくると、Vtuberがちゃんと利益が出せるコンテンツとして評価出来るのかもしれない。というかなんかもう一人で中小企業並に稼いでる気がするのだが・・・

世界上位のYouTuberが見えない不思議

ところで、このニュースで気になったのだが、スパチャのランキング上位が日本のVtuberばかりということは、他のYouTuberはあまりスパチャを導入していないのだろうか?

YouTubeのライブ配信が浸透していないのか、それともスパチャの評価が低いのだろうか?もしくは、素直にVtuberファンの貢ぎ欲が高くて、スパチャを投げる人が物凄く多いということなのだろうか?

そういった疑問が浮かんできたのだが、この疑問を解決するにあたって注目すべきは、10位にランクインした因幡はねるだ。トップ10のメンバーのうち、この人のチャンネルだけ登録数20万人にも届いていない(2020年8月25日現在)。にもかかわらず、ランキング上位にいる。ファンの中に石油王でもいるのだろうか?

石油王や富豪投資家なんかが貢いでいないのだったら、チャンネル登録数や視聴者数がスパチャの額に連動しているわけでは無いということになる。じゃあ何が影響するのだろうかと考えてみるが、結局そういう雰囲気作りが大事なんじゃないのか?と思うのだが、実際はよくわからん・・・

とりあえず、桐生ココのチャンネルで、ココがトイレに行ったら大量の青スパチャ(100円)が流れだし、流水を作り出しているのを見た時、「こういうことかぁ~」とは思った。

とにかく、今から世界上位のYouTuberたちがライブ配信、スパチャに力を入れたところで、同じように高額のスパチャを投げてもらえるのかというと、そうでも無いような気がする。これはVtuberが作り上げてきた雰囲気、空気感の賜物だと思う。

Vtuber活動をしている人や、これからVtuberになりたいと思っている人は、因幡はねるや桐生ココなどの配信をよく研究してみるのも良いかもしれない。なにか、「投げ銭を投げてもらいやすい秘訣」が隠れているのかも。

これを見てファンたちはどう思うのだろうか?

さて、今回こういったニュースが出され、Vtuber界隈で話題になっている昨今。この話題、数字を見て、人々はどう動くのだろうか?

推しのランクを上げるためにもっとスパチャを投げるのか、予想以上に稼いでいるのを見て萎えるのか、札束で殴り合いを始めるのか・・・
ちょっと今後の動きが気になるところ。

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