小説から言葉の力を考察する
最近詩について考える。
小説とは違って、言葉のセンテンスは短く、それでいて力強い。
そこに惹かれる私がいる。
その言葉の奥深さや表現力について考える。
言葉は奥が深い。
それにしても私は長い文が書けなくなった。
昔は長い文章、長い日記を書けていた。
長いからと言って良いものではない。
かといって短い文章の中に魂や力を込めることがまだ出来ない。
長い間、小説から離れていたツケが回ってきたのかもしれない。
今、少し小説に向き合いはじめた分だけ、言葉の表現にも注意を払うようになってきた。
小学生の頃にパールバックの大地を読んだことが私の中で大きな記憶になっている。
自宅に世界文学全集があり、母が小説好きだったことも大きかったのかもしれない。
その頃に私は小説の世界に入り、空想の世界にいつも入っていた。
自閉的な性格だったと思う。
内にこもる性格で他者と触れあうのが苦手だった。
文字の中に入ることで私は自由になることが出来た。
だがいつの間にか私は自由の世界を自ら手放した。
そこが現実ではなく、虚構の世界にも感じたからだ。
大学に入り、専門書に向かい合い小説を読まなくなった。
そこから何かを失ったのだと思う。
そして私は今また小説と向き合えている。
そうそこから始めていこう。
そして詩についても考察を深めていこう。
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