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nippperトリビュート:初マシーネンはガチャーネンで

現在の時刻は6月29日深夜2時30分。
ふとこんな時間にもかかわらず気がついてしまう。
「今日やってたことって水着剣豪RTAだけではないか」と。
これではよろしくないと言う強迫観念に迫られるも、もう寝る時間。むしろ夜更かしの延長戦も終わりPK戦に突入する事態。
何かサクッと寝プラモに出会いたい衝動に駆られた矢先、丁度目に止まったのが海洋堂の黒いカプセル。中身は35ガチャーネンである。

今までマシーネンクリーガーの存在は知っていたが「模型屋の一角に黄色い箱が大量に積まれたSF作品群の模型」ぐらいにしか捉えていなかった。
何故か近寄りがたいと言うか近づかない方が良いぞと自分の本能が警告を発しまくってた作品群である。で、あった。
そう、nippper.comというサイトのこの記事群を見るまでは。

オトナSFな黄色い箱、「Mk.44 Ausf.H ホワイトナイト」を組んでハードにビビる!!

https://nippper.com/2020/05/1777/

いってきマシーネン。ただいマシーネン。模型の楽しみが加速する模型**

https://nippper.com/2020/06/3966/

そしてまだ躊躇していたタイミングでこの記事を見た瞬間に時計の針は進んでしまったのである。

ガチャーネンで始めまシーネン。**

https://nippper.com/2020/06/4067/

「そういえば海洋堂からガチャガチャのマシーネンクリーガーが出ていたではないか」と。
4000円の黄色い箱をレジに持っていくより500円のガチャガチャの方が取っ掛かりの際の気持ちが楽なのは確かである。
早速某電気屋のガチャガチャコーナーで見つけたので回すも、見事にベンダーに詰まったので店員による救出活動の末1つ入手した。そして回した存在を忘れて現在に至るというわけだ。

では内容物。

入っていたのは「RAPTOR」のアメリカンホワイトカラー。ランナー枚数は6枚に胴体パーツがバラで入っている構成。デカールも付いてるのが嬉しい。
説明書の通りに切った貼ったを繰り返し、時折ピンの調整をしつつ着実にゴールを決めていく。

そして完成。

建造所要時間は1時間。
現在の時刻は3時30分である。見事PK戦で着実な勝利を刻み睡眠時間をトレードして優勝。
1/35ということでタミヤの接着剤瓶と大体同じサイズという手頃なサイズはとても心安らぐ。
そもそもブログに書くことなぞ念頭に置いて作り始めていないので制作途中の写真なぞは無い。制作途中を見たいのであれば是非500円を握りしめてガチャガチャを回して自分の目で確かめてほしい。
難しい作業はいらないのでサクッと行けると思う。サクッと。

そしてベースが付いてりゃ行けるだろうとパイルダーオン!
シタデルのグリップにハマればこっちのものなので、どんな色で塗ってさらなる優勝を重ねるかどうかはその時の気分次第。THEライブ感。

と、言うわけで私のマシーネン童貞を捧げたのは35ガチャーネン。ありがとうnippper。読んでなければこんなに素晴らしい造形に手を出すことなく一生を終えていたかもしれない。
これからは黄色い箱をレジに持っていくのに躊躇することもなくなるだろう。
最高に気持ちのいいフック役を果たしてくれているガチャーネン。
皆も気軽に回して気軽に組んで気軽に塗ってもいいと思う。全てを受け止めてくれる器がそこにはあるのだから。

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