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イエベ春まぶた厚め奥二重女子の、ベースカラーアイシャドウ放浪記


本日、アイシャドウのベースカラーの流浪の旅が無事終結したので、書いていこうと思う。

私のスペックは、
奥二重×瞼厚め×イエベ春×ソフトエレガント。
アイシャドウが似合うかどうかに、スペックの細かい違いがこんなに影響するなんて、、という気持ち。

奥二重メイクの動画から学んだ基礎知識

まぶたが高い人(≒まぶたが厚い人。ぱっちり二重の人の幅分、まぶたが余ってる一重・奥二重の人)は、「パールが多く入っている・色として白っぽいベースカラー」はNG。
ピンク・オレンジのパールはNGなので、ピンクベージュ・オレンジベージュを使うと、陰影が出るからOK。

左:陰影をつける。⭕️ ベージュ・ブラウン
右:高さが出てしまう。❌ パールぎっしり・水色・白


私は、セザンヌは白が強すぎて浮いて、エクセルは細かいたっぷりのラメがゴミみたいに見えちゃった。イエベ春定番オレンジパレットなのに、オレンジ以外使えない悲しさ。

左:ラメ入りホワイト
右:ラメ入り黄色寄りベージュ



そして、奥二重(一重も?)の人は、ポイントカラーの塗れる面積が極端に狭い。ぱっちり二重の皆さんの、締め色?って幅しか使えない。
なので、アイシャドウが全く減らない。

加えて奥二重民は、このポイントカラーに、ぱっちり二重の皆さんが使ってるベースカラーも入ってしまう。
例えば、アディクションのタイニーシェル、コスデコのアイグロウジェムBE387などの、「一つで仕上がる」系定番アイシャドウ。ベースに塗り広げてしまうと、まぶたがむっちむちになる。濡れツヤっ!ではなく、まぶた重くない?目腫れぼったいけどどうしたの?になる。大悲惨。
なので、これらの可愛い色がポイントカラーになってしまう。ベースも中間色も締め色も一緒くたになって、さらに小面積にしか塗れない、この悲しさよ。


なので最近は、ポイントカラーの部分だけアイシャドウを塗るのみ、という、手抜きなようで一番自分に似合う塗り方をしていた。
ベースカラーは合わない、締め色はいらない。パレットのアイシャドウいらないじゃん!となり、ピンクゴールドとオレンジの単色アイシャドウの交互になってしまった。あーあ、書いてて悲しくなるよ…。

筆はこれ一択。狙った狭いところにピタッと書ける。


ベースカラー探し

というわけで。
アイシャドウをまぶた全面に塗りたいよ!という欲求のもと、ベースカラーを探すことにした。
その時々でハマったベースカラーがあるので、順々に記していく。

① アディクションのティント

ラメがダメだ!!となってたので、「ラメないのにつやっつやに見える!最高じゃん!」と、アディクションのアイシャドウの、ティントを使ってた。母のもつ3番デューイプラムが、ブルベの濃さで浮いたけど使い心地は気に入ったので、1番のオレンジ、アルタミラを自分で買って、ヘビロテしてた。
ただ、最近は使っていない。その理由としては、時間が経つと、油分でまぶたがテカテカになること。べたついちゃって、まぶたが更に厚くなる。アイシャドウはなぜ粉が主流なのか、理由が分かった。
あと、一番似合わないイエベ秋の、濃いオレンジであること。ベースに塗り広げてしまうと、単純に顔色が悪くなる気がした。
4番の茶色、アースジュエルを買おうか、永遠に迷ってる。ベースになりそうなんだけど、茶色だと沈むような気もするし、うーん。期間限定でベージュとか使いやすい色が出てくれたら全力で買うんだけどなぁ。

② キャンメイクのマットクリームチーク

疲れてた日に勢いよく買った、限定品チーク。いわゆる「チャイティーローズ」という色で、一目惚れした。もちろんチークとして買ったんだけど、薄ーく広げると、アイシャドウとしても優れている。
オレンジとかピンクの、膨張色!って感じの色とは違ったおしゃれさがある。若干寒色寄り?の効果なのか、まぶたの腫れぼったさが軽減している気がしてる。
ただ、感触がむちっとしてるので、取る加減が難しい。日によって、右目左目によって、コンディションが違うのが難しいなぁという気持ち。粉の単色の、チャイティーローズを探したい。


粉のローズ系で今気になってるのは、
アディクションのマット12番、カシミア。
イエベおすすめのピンクらしいので気になる。


③ マット系アイシャドウ

「シマー系(ラメパール入り)だとまぶたのムチムチが強調される」というこのTwitterに、深く納得して、マットだと目立たないの?!と、マットのアイシャドウを探しはじめた。膨張色ではない、ベージュ・ブラウン系のマット。
韓国の方は、まぶたが厚く高いイメージがあったので、だから韓国コスメはマットなのか!と納得した思いもあって。

しかし、まぁこれが難しい。顔タイプがクールとかの直線寄りの人とか、ブルベ夏イエベ秋のくすみが大得意な人は、マットの中でいいものが見つかってるんだと思う。ただ、イエベ春&ソフトエレガントの私は、ハードになりすぎて浮いちゃう。マットアイシャドウでは、どうにも上品に仕上がらない。

あと、マットのベージュ・ブラウン系アイシャドウにはグレージュ系が多いのだが、私はごりごりのイエベ春で、くすみであるグレーへの耐性が全くない。シェーディングの、セザンヌイエベ用01でもくすむくらい、グレーはNG。(愛用してるのはキャンメイクの01)
黄色が強すぎても色浮きがすごいし、肌と変わらない色だと何も変わらない。…ということで、未だに正解が見つかっていない。

こんなに苦労してるのは、イエベ春だからなのか。探すのがとにかく難しい。候補に入れたのは、ドラスト全般はもちろん、イニスフリー・シュウウエムラ・ボビーブラウン・アディクションとか。だけどグレージュばかりで、あまりぴんと来なかった。

そんな中最近、「ウォンジョンヨ W デイリームードアップパレット」のトレンチブラウンで、陰影を付ける方法を見つけた。美容系YouTuberの、ウォンジョンヨさんとコラボしてる動画より。

上まぶたはAとBで陰影をつけていくアイメイク。

とにかく真似して、重ね方のコツを掴む必要がある。色も良さげで、このアイシャドウを使ったらいい感じにできるんだな!と思った。

ただ。不届き者の私は、2色しか使わないのか…と考えてしまった。というわけで、kateの3色アイブロウパウダーを買ってみた。テスターで、粉質がしっとりしててびっくり。
イエベ春でも使える、暗すぎずに陰影がつけられそうな色。これで陰影の入れ方を勉強してみる!

kateのライトブラウン


④ macのお姉さんに言われたこと

マット系はアイブロウパウダーで完結したけど、アイシャドウで探すべきだよなぁと思い、めちゃめちゃ立ち寄りやすい場所にあるmacの店舗に行って、お姉さんに「まぶたが厚いことが悩みなんですけどおすすめのベースカラーないですか?」って聞いてみた。
余談だけど、自分の悩みと欲しいものをある程度は絞らないと、自信を持って気軽にデパコスに立ち寄れないなって思った。「おすすめのアイシャドウありますか?」って目的だと、ぼやぼやすぎて店員さんも明確なアドバイスができないと思うので。そういう細かい人のために、デパコスの需要はあるんだなぁと。

前に私は、はじめてのmacで抹茶色のヒューミッドを買っていた。(はじめてのmacでヒューミッドって攻めすぎ笑)
で、てっきり私は、そのときに定番としておすすめされた、ソバとかのベージュ〜ブラウンのマットを勧められるのかなぁと期待していったの。

そうしたらまさかの、「エクストラ ディメンション アイシャドウ」の、ア ナチュラル フラートというピンクベージュ。

色持ちが良く、光を鮮やかに反射し、輝きのある立体的な目元を演出。 シアーなクリスタルライトから魅力あるメタリック感まで、幅広いバリエーションの仕上がりを提供。


とのこと。ラメじゃん?!ってびっくり。
ここでお姉さんに言われたのは、「ラメで飛ばす」ということ。え、ラメでまぶたが高く見えるんじゃなかったの?と、内心びっくりした。

「マットだと、厚いまぶたはさらに重く見えるので、ラメで飛ばした方がお客様にはおすすめです」とのこと。確かにマットの色は自分でもしっくり来なかったんだよなーと改心する気持ちもあり、イエベ春としてはラメが得意なはずだよなぁと納得する気持ちもあり、えぇ??ともなりながら、「ありがとうございます考えますー」とそそくさ出てきた。(理想の1つを追い求める姿勢をもつと、買わずに検討することが平気でできる)
で、規模の大きなドラッグストアに駆け込んで、様々な単色アイシャドウを手の甲に広げて、比較した。
そうしたら、「ベースの色の中にラメがきらっ!きらっ!」というタイプと、「色もラメも全体的に透けたようにさらさら〜きらきら〜」というタイプがあることが判明した。

前述したセザンヌとエクセルのオレンジは、きらっ!のタイプ。きらっ!のタイプだと、ラメと色が分かれてしまって、まぶたの中でラメが散った印象になる。ラメが浮くことで、まぶたに注目されてしまうのだと思った。
きらきら〜のタイプでも、輝きが強すぎるのとそうでないのがある。輝きが強すぎる例として、コスデコのアイグロウジェムかなぁと思った。スティックハイライトの域までたどり着いてる輝きなので、高さを増長する。
なので、強すぎないきらきら〜タイプのものだと、「ラメで飛ばす」ことができるのではないかと思った。

(余談。ソフトエレガントはぎらぎらメイクがNG。確かに大粒ラメは似合わず浮いてしまう自負があるのだが、「大粒」って定義、本当に曖昧だなぁと思う。まだ「大粒」の大きさが見極められていないのも、自分自身ラメにうるさくなってしまう理由かなぁと思う。)

⑤ とりあえず落ち着いた第一弾

で、探した結果の、今のところのベストベースカラーは、こちら。

はい。アイシャドウじゃないんかーい。
流浪の末にたどり着いたのは、¥396のセザンヌのチーク、19番でした。
ラメがものすごく薄ーくて、そんなに主張しないのに、ベージュの色と溶け合って、まぶたのくすみを飛ばしてくれる。ラメなのに塗ったときにむちっとしなくて、「光で飛ばす」という感覚が分かったアイシャドウ。(←チーク)
安いし、筆付きの容器だからノンストレスでメイクに取り掛かれるのも良い。

あと、公式の分類では、ピンクとローズの中間。ぱっと見では分からないくらい柔らかいローズ色とベージュが、膨張色を緩和しているんだと思う。まぶたを膨張させすぎず、引き締めてくれている気がする。
見た目はオレンジっぽいのに、不思議。



⑥ ベースでもアイシャドウとして盛れる説

こう書いていくと、私の目に、まぶたに塗り広げる派手な色はいらない。それなら、そもそも色はいらないのでは?と思いはじめて、アイシャドウベースもアイシャドウとして使って良いのではないか?となった。
まぶたにゴリゴリ派手な色を塗っていた時代に私がベースとしてたのは、ルナソルの02Light。従来の色よりも白味が強くて、まぶたのくすみがぶっ飛ぶ。

厚めに塗り広げてこの違い。

上まぶたはルナソルのベース単品、下まぶたにピンク系のアイシャドウを入れたアイメイクが、結構完璧に近かった。
上まぶたが弱めのハイライトのように発光していて、色白に見えて、くすみがぶっ飛んでる。主張は控えめだけど美しい上まぶただからこそ、まつ毛の長さと黒さと束感、下まぶたの暖色とラメが映えて、綺麗なアイメイクになっていた。私のまぶたは、ベースだけで十分なまぶただった。

こういう感じになった。めちゃくちゃ可愛い。


ただ、単純にベースの残りが少なくなってきたので、ルナソル以外とも比較したいと思う。

くすみが飛んで白く見えるのは、
左1キャンメイク・左2kate・左4ルナソル
左1キャンメイク・左2kate・左4ルナソル
は、上のアイシャドウ自体の色からも、
くすみを飛ばしているように見える。
ただ、この比較を見ると、
キャンメイクとkateの白さは、ラメのおかげ。
前述した通り、上まぶたのラメ耐性がない私は
ルナソルかな。というか逆に、
ラメなしでここまで飛ばせるルナソル、どういう技術?
馴染みもいいし、定着スピードも早いし、言う事なし。


というわけで、ベースが無くなったらまた、ルナソルを買おうと思います←


⑦ 気になってるのはまだまだある

というわけで、

  • 1200円のアイブロウパウダー

  • 400円のチーク

  • 手持ちのアイシャドウベース

で、一応の旅は終結した。安いまぶたすぎる。

…なのだけど、気になってるアイシャドウはまだある。というか、まぶたの上のお悩みだったのに、アイシャドウをひとつも買っていない。

まずは、オレンジベージュとかピンクベージュの、マット系アイシャドウ。カラフルな色をまぶたに塗り広げたい気持ちは、セザンヌチークだと、ちょーっとちょーっと物足りない。
ど定番のクリオのアイシャドウパレットなら確実に入ってる色だと思うんだけど、前述した通りアイシャドウがまったく減らない人なので、10色も使えきれる気がしない。
できたら単色で買いたい。カシミヤいいよなぁ。どうしよう。

2022.12.3 追記。
アディクションのカシミヤは、色が濃くてベースに使えなさそうなことが気になってしまって、リンメルの単色アイシャドウ、ロゼキューブを買った。色素薄めで激カワ。


そして、macでお姉さんがおすすめしてくれた、ピンクベージュのアイシャドウ。スウォッチをしちゃうと完全に買うことになりそうだから、今も迷い中。きらきら〜タイプの綺麗な色だったのは事実なんだけど、ポイントカラーにしか使えないとなると勿体無いなぁという思いもあって、どうしよう。
macとコスデコとアディクション、改めて見比べると、パール感は非常に似ている。コスデコは、BE387より薄い色なら使えそうな気もするし、アディクションのパールは、色を変えたらベースになる気がする。うーーん。これらデパコスの色が薄いパールは、一回試してみないと分からないな…。

〈mac ア ナチュラル フラート〉
・色→ 完全なピンクベージュ。一番薄い。
・全体的にきらきら〜タイプ。
・輝き◎(ラメとパールの中間くらい)
・肌を自然にトーンアップして、立体感を与えてくれる。

〈手持ちのコスデコ BE399〉
・色→ 黄色・ピンク・茶の中間。
・公式でベースカラー表記(限定色)。
・ラメとしては、きらっ!のタイプ。
・濡れ感◎(輝き×)
・macよりは茶色が強く、肌に馴染んで濡れ感を与えてくれる。

〈コスデコ BE387〉
・色→ 赤・ピンク・茶の中間。絶妙な色。
・公式で中間色表記。ベースとしては色が濃い。
・ラメとしては、きらっ!のタイプ。
・濡れ感◎(輝き×)

〈アディクション 021P・022P〉
・色→ ピンクが濃い。ベースではなく、イエベ春が完全なピンクとして使う感じ。
・全体的にきらきら〜タイプ。
・パールの繊細さ◎(ラメ感×)

アディクションに関しては一覧を出したけど、ラメだけでも、いくつかの色と大きさを混ぜてる。オレンジ×シルバーラメの005とか、チャレンジングな組み合わせが多い。デパコスとしての命を、絶妙な色合わせに捧げてる感じ。
ベースになりそうなのは、003、005、011あたりかな。021・022(上動画)は、やっぱりピンクが強い。

日本メーカー(コスデコもアディクションも)は、
何色かを一言で表しづらい、絶妙な色が豊かな印象。
「これ欲しい!」という色が客に無くても、肌に合う色を
見つけやすくて、美容部員さんの腕が鳴る感じの色展開。
macは、客から「この色ください!」と
頼めることを狙った、分かりやすい色展開。


あとは、クリームアイシャドウのベースカラーも気になってる。ベージュ、イエロー、ブルー。
キャンメイクのアイシャドウベースとか、エトヴォスとか、ケイトとか。
ただこれも、ラメの入り方を見極めないといけないのに加えて、クリームの油分のむちむち感も見極めに入るから、選ぶだけで疲れそう。(あとクリーム系は、指につく感じが好きになれないんだよな…)


色々書いてきた結論としては、見つかったお気に入りベースカラーをとりあえず楽しんでから、次のものは考えようかな、と。ベースカラーの実物をまぶたに乗せて、一週間は過ごしてみないと分からないよな!という気持ち。
あと、まぶた厚め奥二重女子は、まぶたのメイクなんかよりも、目の下の涙袋メイクが重要、ってことは声を大にして言っておきたい。(これからは下を極めるんだぞ、私。)

そんな感じで終わりにします!!!


引用元

こちらにまとめ↓
(コスメは全て公式HPのスクショ)


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