集団塾、個別指導塾、家庭教師、子供たちをどこで学ばせるか
集団塾では難関校にその塾から何人入ったかという実績が最も重要です。
標準以上にできる子がどれほどレベルの高い学校に入るかがそのままその
塾の評価になります。レベルの低い学校に何人入ろうとその塾には無意味な
ことですから、基本的にできない子を出来るようにすることはしません。も
ちろん授業が解らない子は益々解らなくなり、成績は下がってしまいます。
個別指導塾はどうかというと確かに個別に一人一人のレベルに合わせて指
導してくれますが、基本的に講師一人に対して生徒さんが2人なのでやり方
を教えること以上のことは出来ないのが実情です。やり方を教えてしまって
は応用力は身につきません。元々できている子は集団塾と同様勉強の量に比
例して実力がつきますが理解できないままやり方を教わった子は応用問題を
解く力は身につきません。また講師が大勢必要なので中には中学生しか教え
られない講師などがいたりするので信用が置けません。
指導料の高い家庭教師ですが、高いだけに1週間1度や2度の指導ではやはりやり方を教える時間しかありません。指導日以外の家庭学習指導をしっかりやってくれるなら別ですが1週間に10人以上持たなくては生活できませんから、ほとんどの講師は指導日に指導するだけです。
生徒さんが出来るようになるには、わからないことを調べるという意欲と、基礎的なことを毎日やることが出来るという持続性、そして考えるという経験を通して得られる学ぶ喜びが必要です。
即ち解らないことをどう調べれば良いのかを教え、毎日何をやれば良いかを的確に提示し、解らないことについては解る様になるまで相応の基礎的な問題を提示できる講師が始めて生徒さんの力を伸ばすのだと思っています。
僕は長年に渡って塾、予備校の講師、家庭教師として多くの生徒さんを指導してきましたが今では個別通信添削指導とオンラインによる個別指導をしています。
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