Twitterの効用

 最近何かと話題のTwitterですが、皆さんは、なぜTwitterを使用するのですか。私は、東日本大震災発生時に携帯が使えなくなったときのSOSツールとしてTwitterが有効だったという報道を見て、興味を持ちました。それでもネット社会への警戒心のようなものもあり、本格的に使用を始めたのはずっと後の2018年でした。

 2018年から今日までTwitterをやっていて、当初は予想もしなかった効用がありました。予想していたものも含めまして、まとめてみたいと思います。全部で4つあります。


 1 情報の入手
 自分の興味のあることはもちろん、それほど興味がなかったことでもタイムラインに流れてくる投稿の中には(お?)と思うようなものが含まれています。そのような場合、その投稿主のアカウントを覗いて、その方の投稿をみたり、その人がいいねをしているものを見たり、その人が返信した内容を見るなどして得られる情報が増えることがあります。具体的には、業務に関する情報、書籍の情報、知識、工夫、研修会、勉強会などです。

 自分が見ているということは、自らも同じように見られてるかもしれず、いいねをすべき投稿や返信に気を遣うようになります。情報の入手は、Twitterをやる目的の一つでもあり、予想していたことです。


 2 つながりの拡充
 もともと、ネットにある情報を鵜吞みにしてはいけないと思っていましたし、どこの誰かもわからない人と会ったり、やり取りをしたりしてはいけないと思っていました。リアルで会ったことのある人であれば安心なんですけどね。

 しかし、実名匿名を問わず、様々な方とやり取りをさせていただくことによって、つながりが自然と拡がり、Twitter上でやり取りをしてから実際にお会いすることになったり、本を出版されているような先生とやり取りをさせていただいたり、著名な先生とやり取りをさせていただいたり、勉強会に参加せていただいたり、Twitterをやっていなければ無かったであろう人間関係を構築することができました。

 これは思いもよらぬ効用でした。


 3 お仕事の紹介
 2と少し被りますが、これも予想していなかったことです。同業の先生や他士業の先生から、DMでお仕事をご紹介されることがありました。なかには未だにお会いしたことのない先生もいらっしゃいます。こちらからお返しできるような仕事があればいいのですが、偏った業務割合なのでなかなかお返しもできていない状態で申し訳なさでいっぱいです。

 他士業の先生からは、Twitterに他の司法書士もいるなか、お声がけいただけたことは嬉しい限りです。反面、ご期待に応えなくてはいけないと思いますし、何よりもご紹介いただいた先生の顔に泥を塗るような仕事はできないと緊張します。

 同業の先生からお声がけいただいたことは、少し大げさな表現になりますが、プロスポーツの選手間投票で選ばれたような光栄な気分になりました。しかもお一人ではなく、複数の先生からご紹介いただけたことが、とても誇らしかったです。

 一般の方からは、Twitterを見てこの人なら大丈夫だと思ったから依頼した、というお言葉をいただいたことがあります。嘘を言わず、ありのままの自分の言葉でツイートすることの効用だと思っています。何となくでも自分のことを知ってくれているのは、本当に初めましての人よりも、関係を構築しやすいと思います。

 お仕事のご紹介やご依頼は、あるとしても一般のお客様からの連絡かなと思っていましたので、同業や他士業の先生からというのは本当に驚きでした。最初のうちは(なにかヤバい案件なのでは!?)という思いが少なからず生じたことは正直なところです。しかし、今まで一度もそのようなことはありませんでした。ご依頼いただいた皆様、ご紹介いただいた皆様、本当にありがとうございました。 


 4 良い息抜き
 電車の中、仕事の合間、始業前、終業後、Twitterをすることで、情報を得たり、交流をしたり、ときにはお仕事につながったり、自分の時間の中の隙間を埋めてくれます。電車の中で夢中になりすぎてしまい乗り過ごしたこともありましたが。。


まとめ

 有益なTwitterライフを送るために心がけていることもあります。
 それは、誹謗中傷をしないこと、無益な議論をしないこと、できるだけ笑ってもらえるようにすること、自虐的であること、自分が有益だと思う情報を提供すること、です。

 あるとき「(炎上しそうなところ、紛争になっているところに)絶対に行かないですよね」と言われたことがあります。そのような話題はタイムラインに流れてくるので把握することもありますが、文字どおり不毛な争いと思っていますし、ガチならTwitterでやることではないと思って見ています。

 仮に、そのような火の粉が飛んで来たら、無視をするかさっさと「申し訳ございませんでした」とツイートすることがいいと思っています。こちらが行かなくても飛んでくるいわゆるクソリプに対しては、無視が一番だと思います。

 当初は思いもよらなかった効用を得ているTwitter。
 明日の朝のダジャレのお題は何でしょうね。
 これからもよろしくどうぞ。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?