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都市計画、建築について
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#読書記録

読書記録21・街歩き 『丸の内仲通り』NPO法人大丸有エリアマネジメント協会

こんにちは、だるまです。『丸の内仲通り』を読んで、丸の内仲通りに行ってきました。本に書かれていたことを確かめる旅、面白いです。 内容大丸有地区(大手町・丸の内・有楽町一体の総称)エリアマネジメント協会が、丸の内仲通りの変遷や工夫についてふんだんに解説した本です。2002年の丸ビル改築に始まる丸の内再構築以前と、これまでの取り組みについて詳しく載っています。 特徴としては、東京都と千代田区、三菱地所、エリアマネジメント協会が一体となって整備をしてきたこと。法律がなければ作っ

読書記録18『まちづくりの仕事ガイドブック』饗庭伸ほか -都市を学ぶ学生の将来とは‐

都市関係の本3冊目は、お仕事に関する本です。 この本では、まちづくりに関わる63つの仕事を分野ごとに見開きでまとめています。 その分野で新しく起業した人のインタビューも掲載しているため、仕事の様子が想像できます。 興味のあった仕事63つの仕事の中で「何でもノート」にメモしたものをまとめます。自分の興味の範囲が見えてきたらいいなと思います。 5つの分野ごとに紹介します。 ①コミュニティとともにプロジェクトを起こす ○エリアマネジメント 不動産やまちづくり会社で、一定

読書記録17『丹下健三と都市』豊川斎赫 -スターだらけの丹下研-

こんにちは、だるまです。夏休み都市関連の本2冊目!『丹下健三と都市』を読み終わりました。 丹下健三について夏休みに行く予定の展覧会の、予習を兼ねて。 丹下健三は大大大先輩であり、都市工学の創始者であり、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」や「代々木体育館」、「東京都庁舎」などを手掛けた建築家です。 内容について肝心の内容ですが、だるまにとっては少し難しく把握しきれませんでした。 章立てはこちら 第一章 国土と風景 第二章 都市と祝祭 第三章 メタボリストの躍進 第四章 

読書記録15『街並みの美学』芦原義信-学術書のよみ方-

こんにちは、だるまです。 都市関連の本1冊目!ようやく都市の本1冊目読了しました。これは、学術書なのか? 違うかもしれませんが勉強のために読んだので、まとめたいと思います。 今回読んだ本は『街並みの美学』芦原義信(1979)。 日本の都市を学ぶ入門書といえます。 といった内容です。 学術書をよむ本書は、学術的な関心から「街並み・景観」について引用元やエビデンス、筆者の意見をまとめた本なので、学術書と呼べそうです。 学術書は総じて「難しそう」「読み切れない」という印