ナツメエナ

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『来世ではちゃんとします』は、令和を生きる私たちを代弁している!

言いたいことは題名の一行に尽きるのだが、いつまちゃん著『来世ではちゃんとします』がなぜ現代を生きる私たちに刺さるのか、今更ながら所見を述べたいと思う。 この漫画は、映像プロダクションに勤める5人の若者たちが、それぞれ私生活に悩みを抱えながら生きる日常を描いた作品である。27年間恋人のいたことがないアセクシャルの梅、5人のセフレと関係を持ちながら本命に振り向かれることをほのかに願っている桃江、メンヘラ女子製造機の松田、前カノのトラウマにより処女しか受け付けなくなってしまった林

    • women empowerment のアップデート

      私は個人的に「女性活躍」とか「女性の登用」とかいう言葉があまり好きではない。 もちろん、私がこうして男性と同様に総合職として差別されることなく働くことができているのは、これまでの歴史で人々が「男女平等」、「女性の登用」に対するaffirmativeなアクションをとってきてくれたからだとは理解している。そうした過去の努力には感謝しつつ、もうその考え方は古いのではないかと感じている。 もちろん、生物学的なオスとメスの差異があることも理解している。出産は身体の構造的に女性しかで