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FUJI ROCK FESTIVAL'22感想

FUJI ROCK FESTIVAL'22より戻りました。
偉大な25年の歴史のうち22回くらいは参加していますが、本番3日間こんなにも天気が安定した苗場は超レアパターンなのでは。
まさかの一度もレインコートと長靴を使用せず。こんなことあったかな。。。くらい記憶にないです。
前日までは雨降ったみたいなので、あくまでもお客さん目線の話です。
今回が2回目の参加になる息子は、初参加のときの豪雨とは違う、気持ちの良いフジロックも体験できたようでそれは良かった。

結果的に今年もコロナの残った夏ですが、ちょっとお客さんも運営も大変そうだった全面キャッシュレス導入、
各入り口での丁寧なチェック、転換毎のMC観覧に関するアナウンスなど、いろいろと対策を施しながらも、
海外アーティストも戻ってきて、フジロックらしさが少しづつ回復してきているようでもありました。
自分はファミリーペースに振り切ったモードでの参加でしたが、想定よりはライヴを観ることができつつ、全体を楽しむことができました。
今回もアプリと配信の様々な連動のおかげで会場と苗場近辺での数日の滞在期間を、リアルとオンラインとで
「ひとつの大きなフジロックというかたまり」として立体的に楽しむことができました。
これは良い発明だと思います。去年も感じましたが、実際に苗場に来ている人ほどこのアプリと配信の組み合わせが効くので楽しめると思います。

そして、おそらくいろいろ対策などがあるのでしょうが、去年、今年と続いてレイアウトの変更により全体が少し小さくまとまった感じになっていて、
その結果なのか、今回はそれぞれの本部や拠点を訪ねなくても歩いているだけでばったり会えた関係者、スタッフの皆さんが多かったように思えます。
来年は元通り、または更なる更新によりエリア設計的なダイナミックさがもう少し戻るといいですね。
皆様、お先に失礼しました。お疲れ様でした。

下記、ざっくりダイジェスト。
適度に配信を楽しみながらこんな感じで過ごしました。

初日は、いきなりピラミッドガーデン〜FIELD OF HEAVENまで進み、踊ってばかりの国「ghost」が山々に響くのを堪能するところからはじまり、
その後はところ天国の冷たい川を楽しんでから、GREEN STAGEでのパワフルなOriginal Love、そのままピンチヒッターとは思えぬクラムボンのグルーヴ溢れる素晴らしいパフォーマンス。そして観たかったハイエイタス・カイヨーテ。あとはのんびりと。

2日目は、まずはGREEN STAGEでまったり折坂悠太の情緒ある声を味わい、そのままドラゴンドラへ。
ゴンドラの、フジロックの景色&意外にアップダウンする満足度の高いエンタテインメント感と、フジロックの山頂の避暑地のなかで過し、再びGREENへ戻って巨大なステージでFOALSのバンドサウンドを楽しんでからは、苗場にいながら配信でJACK WHITE、そしてCornelius。

3日目
この日はGREEN STAGEでJapanese Breakfastのミシェル・ザウナーの声と音、ファッションや映像の良さやドラを叩く動きのキュートさに感激し、
さらに「恋する惑星」の映像を背負いながらのフェイウォン「夢中人」のカバーに盛り上がり、その後は、のんびりと場内をまわり、
FIELD OF HEAVENの角野隼斗の生ピアノ演奏で贅沢な時間を過ごす。
そして、オレンジカフェで休憩してからの、中村佳穂の自由で独創性溢れるライブを楽しみつつ、途中でGREEN STAGEへ向かい、トム・ミッシュへ。
ミラーボールだけのシンプルな演出かつ大人なサウンドが心地良い。
Mogwaiをパブリックビューイングで食事と共に観覧し、そして、残念ながら息子は限界を迎え、HALSEYは配信を聴きながら帰路へ。

いつも、帰る頃には「もう2,3日続いて欲しいな」と思わせてくれるフジロック、健在でした。ありがとうございました。

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