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#533 巡る縁

最近は、守山ジュニアの練習にお客さんが来てくれることが多い。それは、ジュニアの卒業生の子だったり、関係者を通じて来てくれたりする大人のプレーヤーや経験者の方だったり、様々。子どもたちにとっては、より経験のある人と一緒に練習したり試合をしたりする経験はとても貴重なもので、皆さんの支えには感謝してもしきれないものがある。

今日の練習で、ある大学生の女の子が来てくれた。中学、高校と部活動で、大学でも同好会でソフトテニスを続けていて、現在3回生。僕が平日の夜にやっている自主練習会を始めたころ、当時中学2年生ぐらいだった彼女も練習に来てくれていた。その後、高校に進学しても練習会に来てくれたり、高校2年生の夏ごろに後衛から前衛に転向したいという話を聞いたときには、守山STCメンバーの力も借りて毎週前衛特訓の練習をしたりしたこともある。

その後、彼女が高校3年生になったときにコロナ禍がやってきてしまい、目標に設定していたインターハイ予選がなくなってしまった。感染状況が一旦の落ち着きを見せた頃に開催された引退試合の県大会も、最初は出場するか迷うこともあったが、高校ソフトテニスをやりきりたいという想いから出場を決意して、やりきってくれた。大学進学後も同好会でソフトテニスを続けてくれていると聞いたときは、すごく嬉しかったことを覚えている。

今回、その同好会の試合が近いものの、なかなか練習することができていないので守山STCの練習に参加したいと連絡をもらい、よかったら午前中の守山ジュニアの練習にも来てほしいと頼んでみたところ、快く参加してくれた。子どもたちと一緒に練習してくれたり試合をしてくれたり、昔は教わる側の立場で来てくれていた子が今の子どもたちにソフトテニスを楽しむ姿を見せてくれている。続けていると、こんなに感慨深いことが起こるんだなと幸せな気持ちになった。

余談だが、もともとの予定にあった守山STCの練習には、僕も一緒に参加させてもらった。最近は膝が痛いだの腰が痛いだのといって練習から遠ざかっていた僕に、キッカケをくれたことにとても感謝している。僕は夕方まで練習参加させてもらい、久々の心地よい疲労感を味わっている。今夜はまた一段と、ビールが美味い。

(了)

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