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#604 結局、人生は行動だ

今回は先日参加してきた高橋克明さん・中村文昭さんコラボ講演会のアウトプット。お二人のお話は合わせて3時間ほど聞かせていただいたのだが、それらをまとめて一回分にするとなかなかに長くなりそうなので、まずは高橋克明さんのお話からアウトプット。中村文昭さんの分は次回とさせていただきたい。

知識武装ばかりの日本人

高橋さんのお話の中で印象的だったことの一つに、日本人はステップ0の状態での知識武装ばかりをしていて、実際に行動に移さない人が多い、という内容があった。どういうことか。

手元のスマホで検索すればあらゆる情報が手に入る現代。日本人に顕著なのは、何か新しいものに対して実際に触れてみたり挑戦してみたりする前に、それについての情報や口コミなどの知識ばかりを入れてしまい、それでわかった気になって実際に行動(=触れる、体験する、挑戦する、など)に移さない、ということである。なるほど、すごくよく分かるなと感じた。

"そっち側"の人は、まず行動する

この話から連想したのは、キングコング西野亮廣さんが自身の絵本の内容をネットで無料公開した時の話だ。当時は散々バッシングされた無料公開だが(ちなみに、恥ずかしながら当時は僕もバッシングする側の人だった)、西野さんが当時から言っていたのは、世の中の人はもう中身の分からないものは買わなくなっているから、あえて先に見せて購入に繋げた方がいい、ということだった。買い物での失敗を恐れる人が多いあまり、中身がわからない・想像のつかないものについては行動=購入につながらない、と。

ただ、面白いのはこういったことを理解してビジネスに取り入れている西野さん自身は、知らない・わからないから手を出さない・挑戦しないというようなことはしない、ということだ。世の中の人が中身の分からないものに手を出さないという習性を逆手に取ってビジネスや創作活動をしている反面、西野さん自身は考えたり仮説を立てながらもまずは行動する人なのである。知識武装は行動しながらでもできる。まさに「武器は走りながら拾え!」だ。これは、高橋克明さんの著書のタイトルでもある。

変化のない、“こっち側”の生き方をしていくのであれば、今まで通り知識武装の中で触れたこともない経験したこともないものに近づこうとせず、スルーしていくこともできる。しかし、常に変化成長していく“そっち側”に入りたいのであれば、まずは行動していくのみ、だ。

(了)

○この内容をもとにお話したstand.fmの放送は、こちらから聞くことができます


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