稲盛和夫氏の教え
稲盛和夫氏のベストセラー著書「生き方 人間として一番大切なこと」を読み終えてのまとめをお話します。
パラパラ読みで一読後のまとめ
思わなければ始まらない、心から思わなければ叶わない
→思えば始まり、心から思えば叶う楽観的に始め、悲観的に計画し、楽観的に計画する
美しい心で生きる
我のためだけにならない。謙虚・感謝・利他今に集中する
プロローグ
混迷の時代に生きる身として…
魂を磨くことなくして、豊かな人生はない
人として良く生きる哲学(思想・理念)が求められている
真摯に働く人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
熱意と能力は0~100、考え方は-100~+100
考え方の在り方次第で良い方にも悪い方にも転ぶ
第一章 思いを実現させる
そう思わなければ何も始まらないし、そうならない
→思えば始まる。強く思う、強烈な願望を持つ楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
→動き出しでネガティブにならずに、まずは「やる」と決める常に「有意注意」を心がける
→無意識・反射ではなく、意識的に物事に注意を向ける
第二章 原理原則から考える
原理原則はシンプルに。あたり前のことをあたり前に。
→凡事徹底現場・実践から得た「生きた哲学」を持つ
知識のみにならず、行動を貫き経験を得る
→思言行の一致考え方ですべてのベクトルが決まる
能力と熱意は掛け算。能力が不足しているなら、熱意で結果を大きくする。
「自分の人生」というドラマをプロデュースする。その主演を”ど真剣”に全うする。
「好き」だからこそ「燃える」人になれる
→自ら燃える人になる。不燃の人は周りも冷めさせてしまう。克己心を磨く
第三章 心を磨き、高める
才を私物化しない
常に「ありがとう」と言える準備をしておく
「三毒」を断ち切る。三毒とは「怒り」「欲望」「恨みや妬み嫉み」
正剣を抜く
→正しいことをする六波羅蜜
①布施…利他の心や行い
②持戒…人として正しく在ること
③精進…努力し自分を高めること
④忍辱…苦難に負けず耐えること
⑤禅定…心を鎮め自らと向き合うこと
⑥智慧…悟りの境地
第四章 利他の心で生きる
地獄と極楽の違いは見た目ではなく、そこにいる人の精神
→利他、GIVEの精神があるかどうか他を利するのはビジネスの原点
欲はあってもいい。ただし、利己の範囲に留まらせないこと
→「大欲」をもって公益に利すること足るを知る
第五章 宇宙の流れと調和する
見えざる大きな2つの力「運命の力」「因果応報の力」
運命よりも因果応報の方が力が強い。
因果の帳尻は必ず合う、焦ってはいけない心の多重構造
外側から①知性②感性③本能④魂⑤真我災難は業を消してくれる
どんなものにも役割がある
→それぞれの在るべき生き方を目指す、心がける完全無欠であることが尊いのではなく、より良く生きようとする姿勢・過程が尊い
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