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朝日を入れる

今の家に住み始めて半年以上が経ち、今頃になってようやく気がついたことがあります。それは、僕が普段作業などで使っている部屋の扉を開放していると朝日が差し込んでくる、ということです。2畳ほどの小さな部屋の窓は北向きで、あまり日が差し込みやすい作りではないのですが、扉の外側真正面、廊下の先にある窓からはちょうど朝日が部屋まで届きます。普段扉を閉めていることが多いから、最近になるまで気が付きませんでした。

朝日を部屋に入れると運が良くなったり良い気が入る、などとも言われたりします。改めて、朝日を入れる・浴びることのメリットとはなんなのか、調べました。

1.活動モードに切り替わる

朝日を浴びると、脳内で「セロトニン」というホルモンが生成されます。朝、頭と身体を睡眠モードから活動モードに切り替えるカギを握っているのがセロトニンです。知っている方も多いと思います。セロトニンは脳と身体を活性化させ、直感力・直観力を高めてくれます。想像力の求められる作業や効率的な仕事をするのに朝が向いているというのは、広く一般的に知られているところだと思います。

2.夜、睡眠モードになりやすい

朝日を浴びて生成されたセロトニンは、夜になると「メラトニン」というホルモンに変換されます。メラトニンは、睡眠の質を向上し、生活リズムを良くしてくれます。質の良い睡眠が心身ともに健康な生活を送るうえで重要なことは、語るまでもないことかと思います。

3.健康な状態を維持できる

朝日を浴びることで、体内にビタミンDも生成されます。ビタミンDは、骨を強化したり免疫力を向上してくれたりします。また、ターンオーバーを促進し、肌をきれいな状態に保ってくれる効果もあります。

つまるところ、科学的に朝日の効用を捉えてみると、心身を健康にしてくれるホルモンや栄養素が体内で生成されるから良いことがある、ということになります。僕はスピリチュアル的なことを信じていないわけではありませんが、科学的なことがわかっていなかった時代の人々も、朝日を浴びることで心身に良いことがたくさん起こることから、朝日を浴びたり部屋に入れたりすると運気が上昇する、と言い伝えてきたのかもしれませんね。

朝日の中での朝練って、めっちゃ効果的?

こうして朝日のメリットをまとめているうちに思い至ったのが、部活動などでも行われていた「朝練」というのは、改めてすごく効果の高いものだったのではないか、ということです。

セロトニンが直感力・直観力を高めてくれるということを述べましたが、そのように脳がポジティブな状態で行う練習は発想力や吸収力に富んだ状態にあるとういことですので、夕方や夜に行う練習よりも成果につながりやすいのかもしれません。

今は部活動時間も縮小されていって「朝練」を行っているところもほとんどないのかもしれませんが、強くなりたければ朝練、というのはソフトテニスに限らずその他のすべての面においても有効なのではないかと思います。「朝練」練習会というのも、アリかもしれませんね。


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