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#556 愛知県豊田市へ。研修試合で取ったメモ

9月18日月曜日、敬老の日で祝日。この日は愛知県豊田市のけんぽスポーツの森まで、小学生の研修試合。愛知県の日進ジュニアさん主催の研修試合で、ペアを組ませていただいている滋賀県内他クラブのご縁で守山ジュニアの選手が一名参加した。

試合は全て5ゲームマッチ、桂方式と大宇陀式の両方を導入して行われた。桂方式と大宇陀式を簡単に説明しておくと

<桂方式>
練習試合の対戦組み合わせを決める際に用いられる手法。各選手、最初の対戦を除き、二対戦目以降は直前の試合の勝敗によって次の試合はコートを移動することになる。勝ったら一つ上に上がり、負けたら一つ下に下がる。一番上位のコートで勝った、あるいは一番下位のコートで負けた場合は現状維持となる。

<大宇陀式>
一つのコートで二つの試合を同時に進行する手法。1ポイント(ないしは2ポイント)ごとに対戦を行う選手が交互に試合を進行する。同時に多くの選手が試合を進行できるのが長所。基本はセルフジャッジで行う。

同行した選手が一名のみだったので、この日に行ったすべての試合に張り付いて観戦。その際に取っていたメモを以下に箇条書き。

①選手へのフィードバックとして
・雰囲気は自分たちで作るもの
・2人で「今日の試合ではコレをやろう」という目標はあるか
・(大宇陀式なのでポイント間が長いので)毎度、親に話しかけに行くのを止める。試合をするのは自分たち
・反対に、ペア同士ではむしろよく話をすること。まず物理的な距離を離さない
・相手に立て直す時間を与えないこと
・バックで打つべきではない角度のボールがある。相手コートのクロスからこちらのセンターに打ってくるボールはフォア側に弾んでいくからバックでは打ちづらいことが多い
・(相手前衛のミスが多かったがために競った試合について)触られたボール、全て決まっていたら?結果ラッキーだったで見過ごさない方がいい
・打ちたがりの相手に対して時間をどう作る、使うか

②今後の練習に活かすためとして
・相手にとってイージーなところにボールを供給しない
・ボレー、ハイボレーで角度をつける練習
・スマッシュの足運び
・1stサーブの質と確率向上
・ネット前についたときのポジションや動き方、意識の向上
・逆クロスを攻められたときの守りのバックハンド、踏み込みと打点
・動かされたときのフォアの打ち方
・一度バックに構えてからフォアに回り込みなおす

以上、備忘録的なものではあるが、チーム全体のレベルアップにもつながるものとして記録に残したい。また、同じように練習メニューや選手のレベルアップを考える人の、何かの役に立てば幸いだ。

(了)

○この内容をもとにお話したstand.fmの放送は、こちらから聞くことができます


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