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#567 前へ!どん北講習会in長浜

長浜市民庭球場で開催された、どんぐり北広島の皆さんによる講習会に行ってきた。昨年も滋賀県国スポ・障スポ長浜市実行委員会主催として開催されたが、前回は行くことが叶わなかった。今年は日程的にも都合がつけられたので、見学という形ではあるが現地にて参加してきた。

どんぐり北広島は、広島県北広島市を拠点に活動する女子ソフトテニスプレーヤーのクラブチームだ。

アップから元気に声を出し、脚も腕も大きく動かす。突き抜けたければ照れを捨てて、明るく楽しく!常に日本一を目指しているチームの姿は眩しい。アレ―ゾーンに決められた本数入れられるまで打ち続けるストローク練習、声が出ていなかったり足が止まっていたりするとどん北の選手から激が飛ぶ(もちろん、明るく元気に)。これも一つのチームの形、どん北の皆さんはこうして互いに刺激し合い励まし合いながら日々活動されているのだろう。その姿を同じコート内で見る、空気を感じるというのは、とても良い刺激になった。

中本監督による講義は、ラケットを逆さまに持ってみたりグリップやグリップエンドで打ってみたり、ユーモアに溢れる内容だった。こうしなければならないに縛られず、自由な発想で前へ、前へという想いが伝わってきた。チャンスメークしたら下がらずにどんどん前へ仕掛けていこうという考え方は、著書などを通じて僕も共感していた。実際にその言葉を、話を生で聞くことができてよかった。

強烈な個性は、もちろんみんながそれぞれ持つことができればいいが、人それぞれどこまで振り切れるかは違う。中本監督やどん北の皆さんのようにならなければいけないということではなく、それぞれが今の自分よりも一歩“前へ”という気持ちで踏み出すことが、その先の未来を大きく変える。

(了)

○この内容をもとにお話したstand.fmの放送は、こちらから聞くことができます


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