G2プロデュース「止まれない12人」
先日入手したこれまた懐かしのDVD。
G2さんの「12人シリーズ」3作目の再演版。
制御不能になり時速800キロで暴走する新型新幹線「雷神号」に取り残された、12人の止まれない人たちの物語。
とりあえず役者全員キャラが濃い。
初演はほぼ大阪の役者さんだけだったらしいけど、再演では植本潤さんとか小須田康人さんとか猫ホテの池鉄さんなど東京の役者さんも参加。それでもキャストの半数くらいは大阪の役者さん。
仕事でちょうど異動がかかったタイミングで、年末に東京、年明けには福岡で2回観たのですが、大阪の芝居を東京と福岡で観るという、なんか不思議な感覚でした。
植本潤さんの違和感無さすぎな子供役、山内圭哉さんの日替わり歌ネタに役者がみんな必死で笑い堪えてたとか、楠見薫さんと後藤ひろひとさんのリアル夫婦コンビのクセの濃さ、それに負けてない池鉄さんのキャラと眉毛の濃さ、突然ドイツ語で発狂する小須田さんの長台詞(その間観客のほとんどは台詞の意味全然分からないまま放置される)……ほんと、いろんな意味で濃い舞台でした。
あと舞台美術がめちゃくちゃテンション高かった。スペースゼロの空間をうまく活用して、客車1つが丸ごとステージで、その両側を客席が挟んでいると言う舞台構造。DVDだともっと細かいとこまで良く見えるんだけど、座席なんかリアルに新幹線のグリーン車みたいで、めちゃくちゃ金かけてるなぁと。
あと内容には関係ないけど、このDVD、再生メニューがやたら凝っている。
リンクを片っ端から押しまくったら、本編見る前に特典映像ばっかり全部見てしまった。
でもG2さんのDVDって隠し映像入ってたりするから、まだどこかに見落としてるやつがあるかも。。
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