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【家12】断熱気密②床の断熱

屋根の次は、床の断熱気密施工です。

足元の断熱の種類には、基礎断熱と床断熱がありますが、
我が家は傾斜地で基礎がかなり高いので基礎断熱は難しく、
床断熱を採用。

屋根と同じく、床もネオマフォームを10cm敷き詰めていきます。

床断熱用の10cm厚ネオマフォームの山。
910角の大引の格子スペースにピッタリ入る
正方形にプレカットされてます
ネオマフォームを入れる前に、
土台と大引に防腐・防蟻剤を塗る
大引にはめるネオマフォームが
下に落ちないように、
断熱材受け金具をつける
断熱材受け金具は
かなり簡易的な印象で、
これでいいんだ〜?という感想
ひたすらパズルみたいにはめていく

屋根にネオマフォームを入れた時は
丸鋸でカットしたり、垂木とのピッチがずれないように微調整しながらの作業でかなり時間がかかりましたが、
床はプレカットされたものをはめていく作業なのでスムーズです。

プレカット素晴らしきかな。

ネオマフォームを踏み抜くと壊れるので
大引に足を乗せての作業。
けっこうアクロバティック
うっかり踏み抜くと
こんな感じに破壊されます
(父ちゃんやってしまった)


さらに、材同士をボルトで結合してるところは、
熱伝導率の高い金属のボルトが「熱橋(ねっきょう)」と言って
熱を室内外に移動させる経路になり断熱性能が落ちてしまうので、
これを防ぐために発泡ウレタンで埋めていきます。

ウレタンむにゅむにゅ。
ウレタンには断熱性能があるので、
ボルトの周りを埋めるように注入することで
熱が伝わらないようにする。
床ベニヤを貼ったら、最後はボルトの頭まで
全部ウレタンで埋めます


断熱材を入れたら、あとは床板のベニヤを貼っていきます。
木材はすべてできるだけ近隣の地域のものを使うをテーマにしてるので、
ベニヤも箱根・丹沢の山のものです。

ちなみにベニヤは24mmの厚めのものを使用。
普通は構造上、大引の間に根太(ねだ)という材がわたりますが、
厚めのベニヤを使うことで根太がいらなくなるそうで、これを
「根太レス工法」というらしいです。
へえー。

ネオマフォームを入れたところから、
床板のベニヤを貼っていく
ボルトの位置とベニヤが重なる時は
凹型にくり抜いてあげる。
くりぬいた上で、
最後は全部ウレタンで埋める。
なんかかわいい
ベニヤは24mmの丹沢・箱根ヒノキ合板。
普通ベニヤは12mmが多いので、
倍の厚さ。これが結構重い
屋根に比べて床はあっという間にできました

あとはベニヤの継ぎ目に気密テープを貼って完了らしいです。
まだまだ工事は続きます!

床ができると部屋の中で遊べて楽しい。
かくれんぼの鬼で数を数えてる人

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