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【家13】屋根の防水&外壁張り

2022/12/29の年末仕事納めまでにやった、屋根の防水処理と、外壁張りの記録です。

断熱材のネオマフォームを敷き詰めた屋根には、
通気層を確保するための垂木の上に野地板を張り、
その上に防水のアスファルトルーフィングなるものを葺きました。 

屋根はさいごガルバリウムを葺きますが、その一歩手前までの工程です。

ネオマフォームの上に
通気層を確保するための垂木をわたし、
その上に野地板を張っていく。
通気層をつくることで、室内からの湿気が溜まらないようにする
屋根のてっぺん、妻部分は、
東西の垂木同士、ネオマ同士の間にすきまがあるかチェック。
すきまがあるところは断熱欠損なので、ウレタンフォームを充填
屋根の上の野地板を釘打ち。釘は横方向からの圧力に強いので、
傾斜がある屋根に釘を使ってる。(ただし引き抜きには弱い)
ちなみにビスは螺旋形状なので引き抜きに強い
(ただし横からの圧力には弱い)
「うえたるきのじ」ってなんだ?
正解は上垂木野地
ピンク色の2枚重なってるのが、
50mmネオマフォーム×2枚。
そのうえに通気垂木の高さ分の通気層がある
野地板で屋根が覆われていきます
野地板の上に貼るのは、田島ルーフィングのPカラーEX+(プラス)という
アスファルトルーフィング(屋根下葺材)。
このあと葺く屋根材(ガルバリウム)の隙間から入る雨水が室内に入るのを防いでくれる
アスファルトルーフィング、
とんとん叩くホチキスみたいな
タッカーで留めていきます
どんどん敷き詰めていきます
アスファルトルーフィング、施工完了!
これで防水完了でっす!


土台、柱、桁をつなぐ金物もいろいろ取り付けてました。
みんな顔みたいでかわいい。

この子たちが地震の揺れから家を守ってくれるらしい
金物たち、こんなに薄いんだ?という感想
薄いけど、ビスはたくさん打ってある
顔みたい
これは、かすがい!!
子はかすがいって、この金物からきてるのか!!


あとは柱と柱の間に間柱を入れて、壁の構造用合板を張っていきます。
外の景色が見れて超開放的だった空間が、
壁で囲まれていくのが若干もったいない。
全部窓だったらいいのにな〜


柱と柱の間に、細い間柱を入れていく
間柱がはいった状態。まだ外はシースルー
こんなシースルーなおうちいいな〜
壁張るのもったいないな〜
でも壁は張らなければなりません!
壁の板は構造として家を支える存在なので、
構造用合板と呼ぶらしいです
結構重いので数人がかりで持ち上げて、
はめて、ビス打ち
構造用合板、
厚さ9mm、幅910mm、長さ2730mmなり
あー、壁をはると外の景色が見えなくなっていく〜
壁をはったら、地面から最低90cmまでは
シロアリ防止のために防蟻剤を塗る
ビスでとめてある壁は、
15cmピッチで釘も打っていく。
釘打ち、エアーのバシュって音が気持ちいい
表から見ると、ちゃんと打ててる!と思って
室内側から最後チェックしてみると、、
めっちゃ打ち損じてるー!
釘打ちの角度が曲がってて、柱に刺さってません。
これは釘抜いて、打ち直しです。
年末最終日にこれをやってしまい、
年明けはひたすら釘抜きをすることに、、、
一応、壁できた!
※ただし打ち損じあり

年末はこんな感じで作業終了。

素人が作業やらせてもらえるのは大変ありがたくこちらは楽しいのですが、
釘の打ち損じがあってやり直しになったり、
打たなくていいところを打ってしまってバールで抜いたり、
現場の皆さんに手間と仕事を増やしている部分もあってなかなか(かなり)申し訳なかったり。
いやはや頭が上がりません。

でもそれも含めて施主参加を受け入れてくださる中田製作所と、
その大工(というか担当のみなさま)には非常にありがたく、
そのおかげで逆に「自分でできるところと、プロに任せるべきところ」がわかるのも
学びだなーと思いました(おこがましい話ですが)

ということで、年明けは打ち損じのリカバーのために釘抜き隊をしておりました!
その話はまた次回。

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