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2023年のReactに関する最新の動向やベストプラクティス

1.クラスコンポーネントと関数コンポーネント:

クラスコンポーネントはES6クラスとライフサイクル関数を使用し、オブジェクト指向プログラミングに慣れている開発者には理解しやすいです。一方、関数コンポーネントはJavaScriptの関数を使用し、状態やライフサイクルを持たないため、代わりにフックを使用します。useState, useEffect, useSelectorなどのフックはコードをより簡潔で理解しやすくしています​​。

2.CSSとUIコンポーネントライブラリ:

スタイリングには、CSS-in-CSS、CSS-in-JS、Utility-First-CSSのいずれかをシナリオに応じて選択できます。Tailwind CSS、Styled Components、EmotionなどのライブラリはReactでのスタイリングに異なるアプローチを提供します。UIコンポーネントライブラリでは、Ant Design、Material UI、Mantine UIなどが人気で、ボタン、ドロップダウン、ダイアログ、リストなどの事前に作成されたコンポーネントが含まれています​​。

3.Reactにおける状態管理:

TanStack Query、SWR、Redux Toolkit Query、Apollo ClientなどのライブラリがReactアプリケーションでのサーバー状態の管理において人気があります。それぞれに独自の強みがあり、REST APIやGraphQLなど異なるシナリオに適しています​​。

4.フォーム処理:

フォーム処理には、2023年現在、React Hook Formが推奨されています。これは性能が良く、使いやすく、YupやZodなどの検証ライブラリとの統合も容易です。Formikなど他のライブラリと比較して、フォームデータの処理に必要なコード量を減らすことができます​​。

5.テスト:

Reactアプリケーションのテストには、単体テストにはVitestやReact Testing Library、エンドツーエンドテストにはPlaywrightやCypressが推奨されています​​。

6.React 18の新機能:

React 18では、ウェブアプリケーションのパフォーマンスを向上させるための多くの新機能が追加されました。NextJSやRemixなどのメタフレームワークの採用が重要になっており、フロントエンドからバックエンドへのコードの移行が進み、フルスタックアプリケーションの開発がより楽しくなっています​​。

まとめ

これらの点から、2023年のReactは関数コンポーネントとフック、効率的な状態管理とフォーム管理、堅牢なテスト実践に焦点を当てています。また、現代のフレームワークやツールとの統合は、パフォーマンスとスケーラビリティのあるウェブアプリケーションの構築に向けて、進化するエコシステムへの理解と適応の重要性を強調しています。

最後に

マイページ画面については、どんな物を表示させるかについては、サービスの活性化に大きく関係します。
個々人に最適化されたマイページに関して、導入したレコメンデーションエンジンがいつの間にか邪魔なコンテンツになってる可能性があります。
新しいコンテンツにエンカウントできる様なレコメンデーションエンジンの導入について検討してみるべきだと思います。

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