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知り合いが倒れて思う事

13年ほど前定年退職された、僕を可愛がってくれた大先輩。家にもよんでいただいて、夫婦で僕を可愛がってくれてました。おかあさんが脳梗塞で倒れたと息子さんから知らせれました。滅茶苦茶元気な人で、どっちかというとお父さんの方が明らかに先に倒れそうなほど。

運よく命は大丈夫で、2カ月ほどの入院とリハビリらしい。とりあえず大丈夫そうでよかった。息子さん曰く、元通りの生活はできないだろうとの事。もう70歳もすぎてるし、そら色々悪いところはでてくる。

よく、介護の事であるとか、免許返納の事であるとか、色々ニュースでは聞くけれど、あまり当事者としての実感はなかった。今回、身近な人がそういう状況になって、少し自分ごととして考える機会になった。

まだ帰ってきてからの状況は分からないが、本人は元の状況には戻れないだろうとの事。本人の体と心の負担、家族の負担はやはりでてくる。誰もがぶち当たるであろう状況。自分の親も、自分もいつかはそうなっていく。

社会全体で協力しあって支えていく気持ちと仕組みは必要で、自分事としてちゃんと向き合わないと解決策はみつからない。自分の自治体職員という立場も含めて、色々な立場の人間が自分事として向き合って解決していかねば。

車がなくても生活していくにはどうしたらいいだろう…とか、家族がストレスを感じずに今までどおり暮らしていくにはどうしたらいいだろう…とか、少し自分事として問題に向き合える時間になった。社会の問題は当然これだけではないけれど、少なくとも目の前にある問題については、考えそして解決に向けて行動するようにしていきたい。

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