見出し画像

考えることが趣味

わたしは物事には必ず2面性以上あると思っている。

メリット、デメリットはもちろん、他の角度からもその出来事をとらえられないだろうか…と常に考える癖がついている。

それを認識したのはここ数年だが、意識し始めてからこの方法による利点の多さに気付かされることが多い。

例えば、人生において選択をしなければならない局面は多々ある。その時にそれぞれの選択について、もうこれ以上に考えられる視点はないのではないか、と思えるところまで多様な視点で考えてみる。そして信頼できる友人にも相談し、他人の視点からしてもこれ以上は無い! というところまで出し切る。すると将来的に「あのとき、もう片方を選んでいたらどうなっていただろう」と言う「今更考えても仕方がないこと」を考えることが全くと言っても過言ではないくらいなくなった。

元々私自身が他人と比べて「考える」ことが多いような気がする、とは思っていたが、それを肯定的に捉えられるようになったのは長女を出産してからだ。
講師の先生が友人だったこともあり、たまたま参加したグループセラピーで、「私は考えることが趣味です」と言った人が居て驚いた。
それまでは「考える」自分があまり好きではなかった。しんどいと思ったことも度々あった。深く考えずに生活できたらきっと楽だろうに……とずっと思っていた。
しかし、「考えることが趣味です」と言い切ったメンバーの言葉にハッとさせられた。


なるほど、「趣味」にしてしまえばいいのだ。

そうやって自分自身を肯定した時から「考える」ことへの考え方が変わった。
どうせ考えてしまうなら、有意義に考えよう。
そう思うようになってから、すごく人生が楽になった。

最近、VIAテストという自分の強みを知るテストがあることを知った。
ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発したこのテストにおいて、強みは全部で24種類に分類され、そのうちトップ5の強みが「自分を特徴づける強み」とされているそうだ
設問は全部で120問あるので、10分~15分は覚悟して挑む必要がある。

このテストで私の2位にランキングされたのが「知的柔軟性」
知的柔軟性の項目を簡潔に書くと「あなたはあらゆる側面から物事を考え、調べます」まさに私のことだと思った。

この「知的柔軟性」これからの時代にとても重要だと言われている能力の一つらしい。しかも訓練で鍛えられると言われている。
是非みなさんにもおすすめしたい。

因みに私の1位は「親切心」確かにどんなに忙しくても「自分に出来ることはないか」と常に考えることは、もはや習慣になっている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?