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奈良県知事選を保守分裂にしたのは、媚中の あの人

帰って来た虎ノ門ニュース 2023/4/7(金) 須田慎一郎

【奈良県知事選挙“保守分裂”の状況】要旨

4期16年知事を務めてきた現職の荒井正吾知事が出馬したことで保守分裂となった。
多選・高齢を理由に、本来なら今回の選挙で勇退されると見られていた。
荒井知事に対しては、県下の自治体の市長さん等からコロナ対応などを巡って相当な批判があった。

そこで、心機一転 代えた方がいいだろうということで高市早苗(県連会長)が動いて、平木省(しょう)さん(高市氏の総務大臣時代の部下)を立てることになった。
メディアには、高市さんの調整不足という批判が上がっているが全く違う。
高市さんは、荒井知事に何度も繰り返しアポイントを入れたが、全部蹴られた。
荒井知事の後援会長が間に入り、数時間に渡り荒井氏を説得し、高市さんが奈良まで入って会う直前になって、ある電話が入って結局会えず仕舞いになった
電話をかけた相手の名は、裏が取れてないので言えない。

荒井氏に対して次の選挙に出るべきだと言い続けてきたのは、森山裕(ひろし)選挙対策委員長。このことについては、荒井さんも認めている。
それを森山さんに言わせたのは、間違いなく二階元幹事長
二階さんは、最近のオフレコ発言で「高市を潰す」というような言い方をしていたようだ。その場にいた人から聞いた。
今回の奈良県知事選挙の本当の意味は、高市さん潰し。
高市さんは2回お国入りをしようとしたが、1回目はそれを察知した自民党本部が、公務を入れて邪魔をした。
2回目は、行政文書問題で難癖を付けられ、徹夜続きで自身で答弁書を書き、それによる体調不全で入れなかった。
そのお国入りが断念というのが出る前に、誰がリークしたのか日刊ゲンダイが、「高市早苗はお国入りを逃げた」という報道を出した。
こういう形で、地元に対してどんどんダメージを与えるネガティブ・キャンペーンが張られた。
昨日の夜まで公務を入れられないように、高市陣営は極秘にしていだが、高市さんは今日奈良入りをする。
今夜、決起集会を開く。

このままで行ったら、維新候補の当選になる。
荒井氏に出馬しろといったサイドも、そんなことは事前の情勢調査で当然分かっていた。
二階・森山ラインは、そうなる方向に誘導してたんじゃないか。自民党候補が落選し、高市氏の責任問題になることを共有してたんじゃないかとも思われる。

前回の自民党総裁選で、安倍さんの全面的バックアップで善戦した高市さんを今のうちに潰しておこう。そのターニングポイントとなったのが、昨年7月の安倍さん暗殺事件。
高市陣営は、今回の選挙は、奈良県連と自民党本部との戦いだと言っている。

15:50~25:45辺り


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