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■ベスビオ火山噴火で炭化した巻物、文章を初めて解読 断層撮影やAI駆使
火山噴火で文字通り丸焦げになった2000年前の巻物を、断層撮影やAI技術を使って解読できたのだそう!
まず巻物をデジタル的に広げる断層撮影技術がスゴイ
元はこんな真っ黒な状態です。
消し炭になってしまっているロール状の巻物の内側に文字が書かれているわけです。
2000年前の文字を解析するより前に、この焦げた巻物を開くことが大変です。写真には赤いレーザーが照射されていますが、これがいわゆるCTスキャン、断層撮影の様子でしょうか。何層にも重なっているロール状の薄い紙から、書かれている文字をスキャンする技術がスゴイ。
2000年前の文字を解読する
これがCTスキャンで読み取られた2000年前の文章です。こんなに見事に読み取れるのですね。
文字も文法も現代とは違うでしょうし、たとえ読めたとしても文化的な違いで理解しづらいということもあるかもしれません。
今年の大河ドラマ「光る君へ」は約1000年前の10005年に書かれた源氏物語がベースですが、その原文は私には暗号にしか見えません(笑)
まるで暗号のような古代文字を解読するのは昔からトライされていましたし、インディージョーンズのような映画でもよく描かれていましたが、AI技術が進化した今では人間の創意工夫よりも早く解析できるようになっているのでしょう。
生成AIに暗号を作らせてみた
古代文字の解析は、最近流行りの生成AIではなくディープラーニングなのだと思います。生成AIは暗号解析に使うより暗号生成に使うものだろうと思い、簡単な暗号化をBing Chat(GPT-4)にやらせてみました。
自分
Copilot
へー!
一瞬で「ありがとうございます」が「11X89Y18Z72E15G21S26T19U13V21」に暗号化されました。
まぁよく見ると、アルファベットを無視していいということに気づけば、日本語の部分は昔懐かしい「ポケベル打ち」のルールになってますね。
今度は「11X89Y18Z72E15G21S26T19U13V21」をBing Chat(GPT-4)に解読させてみます。
自分
Copilot
お見事!
2000年前の古代文字の解読は素人には難しいですが、ChatGPTで簡単な暗号遊びはお手軽な脳トレっぽくて楽しいです。ぜひお試しあれ。