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『特許出願から見える「アップル製スマートリング」が提案する新しい活用法』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.4.3

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■特許出願から見える「アップル製スマートリング」が提案する新しい活用法

世界が新しいタイプのガジェットの時代に入りつつある中、アップルも参入を考えているようだ。

現在はスマートリングの時代であり、中国の情報サイトithomeが最近見つけた特許は、アップルのリングがどのように使われるかのヒントを示している。

SamsungのGalaxy Ringは発売開始に向けて情報量が多くなってきていますが、Appleのスマートリングは10年近く噂され続け、最近すこし情報が増えてきましたが、すぐには出ない雰囲気です。

それでもApple Ringには期待してしまいます。遅まきながらApple Watchを使い始めて、ウェアラブルデバイスのありがたさを強く感じるようになったこと、そして逆に今のApple Watchでは不満なところとがはっきりしてきたからかもしれません。


余談:中国の情報サイトithomeも自動翻訳で

現在はスマートリングの時代であり、中国の情報サイトithomeが最近見つけた特許は、アップルのリングがどのように使われるかのヒントを示している。

Forbs Japanの記事には、Appleが申請しているというスマートリングに関する特許の申請資料は掲載されておらず、「中国の情報サイトithome」によると、としています。

最近はブラウザの翻訳機能がとても賢くなっているおかげで、中国語のサイトも問題なく日本語で読めます。

Braveブラウザを使っていますが、URLバーの右側に自動翻訳のメニューがあります。

このように日本語を選ぶだけでithomeのサイト全体が日本語化されます。

ヘッダーメニューの「辛い」だけ違和感があります(笑)中国語の原文では「辣品」とあり、からい食べ物だと訳されます。「Hot News」かな?と思って押してみると「辣品」という名前のECサイトでした。

ithomeにあるニュース自体は日本語化して読めますが、バナー画像に絵として描かれているテキストは訳せません。また今回のApple Ringの特許に関する元記事をフリーワード検索で探そうとすると、入力する検索ワードをあらかじめ中国語に翻訳しておく必要があります。

英語のサイトだと「Apple」や「Smart Ring」でいいのでしょうが、中国語のサイトでは「苹果公司」や「智能戒指」と訳語を知っていなければ検索ができません。ブラウザの自動翻訳機能に検索ワードの自動翻訳とバナー画像の翻訳機能もつけてほしいです。


ジェスチャー系の特許が主だが期待は別のところ

結局ithomeのサイト内で元記事を見つけることはできませんでした。そのため「中国の情報サイトithomeが最近見つけた特許」がどんなものなのかはForbs Japanのサイトに書かれている文章でしかわかりませんでしたが、主にジェスチャー系の特許のようです。

上記のYouTube動画では過去2015年から現在までのApple Ringに関する特許の情報が8分弱にまとまっています。

リングの外側には別の指に触れたことを検知する静電容量型のセンサーがある。リングの内側にはなんらかの圧力センサーが使われているようであり、たとえば人差し指で親指を押したときに生じる筋肉の収縮を検知することができる。

また図には、Apple Watchに対するリングの相対的な位置を感知する様子も描かれており、反対側の手のひら上での指の動きも検知できるようだ。

これらの技術は、人気のスマートリングOuraRingで使用されている加速度計とジャイロスコープを組み合わせた「3D加速度センサー」に加えて使用されるものと考えられる。

これらはVision ProやApple TV、MacやiPhone、iPadといった別のデバイスをリングで操作するためのもののように読めます。しかし個人的にはスマホを外部から操作できたらいいのにと思ったことがありません。MacやApple TVを使っていないのも実感が薄い理由かもしれません。

リングデバイスに期待していることは3つです。

1.タッチ決済に対応
2.どうにかしてバイブレーション機能を実装
3.体温充電

これらはApple Watchを使い始めて実感した良い点と悪い点にあたります。


1.タッチ決済がほしい

Apple Watchでタッチ決済するのは、特に駅の改札で左手にwatchをつけている場合はとてもやりにくいポーズを強いられます。

改札の左側にタッチセンサーがあったとしても、手首よりは指先や手のひらのほうがかざしやすいのは間違いありません。

これは他のリングデバイスですでに実現していることなので、きっと問題ないでしょう。


2.バイブレーションがほしい

たぶん無理だと思っていますが、リングに振動機能をつけてほしいと願っています。

Apple Watchを使い始めて一番ありがたかったのは、目覚まし機能でした。これは予想外。

手首につけたApple Watchがバイブレーションで毎朝起こしてくれます。これまでは枕もとのiPhoneの目覚ましアラームで起きていましたが、音で起きるよりバイブレーションで起きるほうが圧倒的に不快感が少なく目覚めがよいのです。

しかし、Apple Watchをつけて寝るのはやはりスマートではありません。使っているのがUltra2だということもあって特にゴツゴツしますし、手首を締め付ける感じも、慣れましたが本来不快なものです。

つけていることを忘れるくらいのリングデバイスで、振動で起こしてくれると最高です。でもバイブレーションモーターを内蔵するのは無理でしょうね。。

睡眠記録は正直まったく活用していません。ログだけ取れても活用提案がないので、生活改善できません。リングはデータ取得センサーだと言われますが、それだけなら自分にとっては不要です。


3.体温充電をぜひ

Apple Watchを目覚ましとして付けて寝るのが習慣になりましたが、たまに付け忘れます。

寝る前の入浴時に充電するためにApple Watchを外し、そのまま寝てしまうことがあるからです。

充電が不要なら外さないので付け忘れがなくなります。寝ている間に体温で充電してくれるなど、充電不要を実現してほしい。ただし目覚ましバイブレーションがあればこそ欲しい機能なので、セットでお願いします。


次期Apple Watchに血圧測定機能を搭載?

 アップルが今年発表する新型Apple Watchには血圧測定機能が搭載されるという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が3月17日のニュースレターで報じた。

 同氏によると、次期Apple Watchにはユーザーの血圧の上昇傾向を検知できる新しいハードウェアセンサーが搭載されるという。
 ただしこの機能は最高血圧や最低血圧の正確な数値を表示するものではなく、血圧の推移を記録して高血圧の状況を検知した場合にユーザーに通知するものになるとのことだ。
 また、血圧測定機能は新モデル限定の機能となり、現行モデルでは利用できないそうだ。

RingではなくWatchの情報ですが、次期の新型Apple Watchには血圧測定機能を搭載すると噂されています。

私の場合は血圧が80を切るくらい低下して、道端でふらつくことがあるので、「血圧の上昇傾向を検知」ではなく「低すぎアラート」がほしいのですが。これもApple WatchではなくRingでできると軽快でいいなと思います。

どんな機能を実装して他社製Ringと差別化してくるのか、いつ発売されるのか、リングデバイスはとても楽しみにしていますが、いずれにしても結構先の話になりそうです。先になるならぜひ奇想天外な機能を実装してほしいものです。

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