見出し画像

『グーグル、プレゼン用の動画生成AIサービス発表…業務用に6月提供開始』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.4.12

先進テックで未来の生活はもっと良くなる!」と信じて、Web3・AI・ガジェットなどのデイリーニュースから毎日ひとつピックアップしてご紹介しています。

新規ビジネスのアイディアのタネがほしい方、未来を想像してワクワクしたい方、読んでちょっといいなと思った方、ぜひフォロー・高評価よろしくお願いします!


■グーグル、プレゼン用の動画生成AIサービス発表…業務用に6月提供開始

 米IT大手グーグルは9日、AI(人工知能)を用いてプレゼンテーション用の動画を作成する新サービス「Vids(ビズ)」を開発したと発表した。業務用サービス「グーグルワークスペース」の一部利用者向けに6月から提供を開始するとしている。

これを待っていた!
Googleが資料からプレゼン動画を作る生成AI「Vids(ビズ)」を6月から提供開始することが発表されました。

最初のうちは動画の内容を具体的に入力する必要がありそうですが、ゆくゆくは完全自動で十分に使えるプレゼン動画が生成できるようになるのではないかと、今からものすごく期待しています!


プレゼン動画とは?

「マネーフォワードクラウド会計」のプレゼン動画の例です。3分でひと通り、何ができるかがわかる構成になっています。

「1.データ連携で仕分け作業がラクに」の章では、クレジットカードと紐づければ自動的にデータがインポートされ勘定科目ごとに分類してくれる、レジPOSと連携すれば売り上げデータも自動投入などが紹介されています。

このような「何ができるか」はWebサイトにも掲載されています。

このページもじゅうぶんわかりやすく「何ができるか」を整理して載せていますが、いかんせんできることが非常に多く、サッと読んだだけでは理解が追いつかない場合が多いと思います。たくさんのことができるのはいいことなんですけどね。

そうなると、誰か説明してくれ!と思うわけですが、いきなり問い合わせをすると営業さんがすっ飛んできますし、営業さんの説明は3分では終わりません。

「何ができるか」を3分程度に要約したビジネスプレゼン動画は、買い手にも売り手にも必要なツールになっており、YouTubeを中心にたくさんのプレゼン動画がアップされています。

しかしこれをしっかり作ろうとすると100万円~1000万円など超高額な制作コストがかかります。企画スタートから動画完成までの期間も1か月~3カ月と長期間かかります。

これが動画生成AIで超低コスト&短期間で作れるようになる(かもしれない)のが「Vids」です。


当初はテンプレートに情報を入力するかたち

 「商品紹介用の動画をつくって」などと入力し、用意されたレイアウトに沿って画像や文章を組み合わせることで動画が生成される。場面に合わせて音声を流したり、自分で撮影した動画を組み込んだりすることもできる。主に商品の説明など3分未満の動画の作成を想定しているという。

「用意されたレイアウトに沿って画像や文章を組み合わせる」という、最終的に動画に仕立てる部分は自動生成するものの、内容や構成は人間が考えなければなりません。

内容の部分がプレゼン動画を作る時に一番苦労するところですから、動画化するだけでは労力はあまり減りません。


Webや企画書から内容も自動読み取りできれば最高

このWebページのURLを入力したら、内容を読み取って動画化してくれると相当楽になります。

もっと要望を言うと、このWebページを作る時も何を載せるか、どういう言葉遣いにするかを決めるのに相当な労力をかけているはずですから、企画書や仕様書から自動的にWebページやプレゼン資料自体を作ってくれるようになるのが最高です。

営業用のプレゼン資料とプレゼン動画を、社内の仕様書から自動的に作ってくれるようになれば、すべての企業で生成AIが大活用されるようになるのは間違いありません。

これはかなり早い時期に実現されるのではないかと予想しています。個人的な熱望も込みで、本当に早く実現してほしい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?