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ゴザリNFT日本版ミーム「いただきますマンNFT」が学びのカタマリだった件【現在進行中】

おつかれさまです。モリプトタツヤです。

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■結論、いただきますマンNFTのここがスゴイ

タイトルが謎ワードだらけなのはあとでゆっくり説明するとして、
まず結論を先にまとめます。

1. 2年間分の「ふつうのおじさんの昼食」の写真688枚が一夜で完売。延べ取引額5.1ETH(約200万円)のボリュームに。(2022/1/15 14:00時点)

2. 爆速でプロジェクト化!インドネシアの「ゴザリNFT」が1億2000万円売り上げたニュースが流れた翌々日には出品から完売まで到達。

3. 周りを巻き込みながら今もさらに発展中。現在進行形でいただきますマンNFTプロジェクトが進化。


■いただきますマンNFTとは何か?

ふつうのおじさん「横顔さん」の日常系画像NFTコレクションです。
2年間688枚の「自撮り+ランチ画像」がNFT化されてOpenSeaで販売されています。

ひとの日常をテーマに「同じ構図」×「長期間」×「大量の枚数」をNFT化したものを“日常記録ミーム系NFT”と呼ぶようです。

1月13日頃にインドネシアの大学生が5年間同じ構図で撮影し続けた自撮り画像933枚のNFTコレクション『Ghozali Everyday(ゴザリ エブリディ)』が総額1億2000万円の大熱狂状態になっているというニュースが流れました。

それに速攻で反応した人々が日本版ゴザリエブリディを作ろう!と動き出し、翌々日の1月15日(つまりこの記事を書いている今日)には688枚のランチ画像がすべてNFT化されOpenSeaで販売されました。

出品されるなり即完売。完売直後から二次流通も盛り上がり総取引額5.1ETH(約200万円)を売り上げ、さらに価格上昇を続けている、というものです。

最新価格はコチラ(OpenSeaの販売統計ページ)
1月15日14時のこの記事を書いている時点のフロアプライス0.03ETH/総額5.1ETHと比べてみると楽しいと思います。

※二次流通を含めた販売総額(Volume)とロイヤリティについて:
総取引額5.1ETH(約200万円)を出品者が手に入れたというのは誤解です。
ゴザリNFTのニュースでも「大学生が1億2000万円を手に」みたいに報道されていましたが仕組みが違います。

初期688枚は1枚0.001ETH(約330円、時価)で販売したため0.688ETH(約22万7000円)が一次流通の売り上げです。これはOpenSeaの手数料2.5%を差し引いた0.6708ETHが出品者に直接入ります。

二次流通で総額(Volume)5.1ETH分流通した時点では一次流通の0.688ETHを差し引いた4.412ETHが二次流通分です。

二次流通の4.412ETHのうち10%のロイヤリティが出品者に入りますので0.4412ETHが二次流通の収益です。

合計して0.6708ETH+0.4412ETH=1.112ETH(約36万円)が出品者の収益で、200万円の収益が上がったわけではありません。

それでもおじさんの昼食写真が36万円はスゴイですし、今後二次流通が続けば収益が上がり続ける、これがNFTのおもしろいところですよね。

■いただきますマンNFT関連リンク

・いただきますマンNFTの公式的まとめ↓


・OpenSea「Itadakimasu Man」NFT販売ページ↓

https://opensea.io/collection/itadakimasu-man


・いただきますマン公式Discord


・インドネシアの大学生の3年分の自撮り画像NFTコレクション
『Ghozali Everyday(ゴザリ エブリディ)』がOpenSeaで1.2億売り上げたことが2022年1月13日頃にネットニュースに↓


・いただきますマン公式Twitter

・いただきますマンの元ネタYouTubeチャンネル↓


■スゴイ1: 2年間分の「ふつうのおじさんの昼食」の写真688枚が一夜で完売。延べ取引額5.1ETH(約200万円)のボリュームに。(2022/1/15 14:00時点)

なにより、ふつうのおじさんの昼食の画像が総額200万円になるんですよ。これ自体がすごいですよね。

この記事を書いている最中にOpenSeaの販売ページをリロードするたびに販売総額もフロアプライスもどんどん上がっています。

ミーム=ネタの中でも日常記録系の「同じ構図」×「長期間」×「大量の枚数」のコレクションの題材がYouTubeにフォロワー123人の状態で埋もれていて、それがこのタイミングで掘り起こされたというのがまずおもしろい現象です。

インスタグラムにも日常系の写真はたくさんアップされていると思います。ランチの画像もたくさんあると思います。

でも日常記録ミーム系コレクションにできる条件を満たしたものは実は少ないはずです。
・ランチの食べ物(ブツ)だけではなく、人物などユニークネスのキーアイテムが一緒に写っていること。
・同じ構図で大量に撮られていること。
・長期間にわたって撮られていること。
この3点を満たしていないとコレクションに仕立てられません。

この条件を本当に偶然に満たしていたのが、YouTubeで2年間も続けられていた「ふつうのおじさんの昼食」でした。コツコツ続けていたことが一夜にして数百万の価値を生むのがNFTのおもしろいところです。

※18時追記:
SPACEでの午前中に挙がっていた話題で大事なことを書き漏らしていました。
「OpenSeaでいただきますマンNFTを選んでると、この顔の方が可愛い~♪いやこっちの顔の方が可愛い~♪ってどんどんハマっていくんですよね~」

ホントその通り。
見てるとなんだか幸せな気分になってきます。横顔さんの人の好さがいいんですよね。

ツイートでも

ってホントその通り♪すごく顔がいいんです。

■スゴイ2:爆速でプロジェクト化!インドネシアの「ゴザリNFT」が1億2000万円売り上げたニュースが流れた翌々日には出品から完売まで到達。

先にも触れたとおり「ゴザリNFT」がネットニュースになった翌々日には「いただきますマンNFT」は販売まで実現しています。

今日(1月15日)の午前中からTwitterのSPACE(音声のトークルーム)で「いただきますマンNFT」の立ち上げに関わった皆さんが話していたのをずっと聴かせてもらっていたのですが、その中で話されていた爆速で実現することができた流れがすごかったです。

ゴザリのニュースを知る→昔から知り合いの「横顔さん」が同じことやってたな→Twitterで声がけする→その場でSPACEを立ててざっくりNFT化の企画主旨を決め「やろう!」となる→DiscordとGitHubを立ち上げる。

元ネタ主である横顔さんがサムネイル画像688枚を集めようとする→200枚くらいしか手元にないことがわかる(ストレージ喰うから削除しちゃってた)→Discordの参加者がYouTubeからサムネを回収できることを発見→全部回収して横顔さんの手に688枚戻る。

このプロジェクトの中心人物のひとりであるパジさんのツイートによると、「NFTを手軽に生成できるChocofactoryのCEOも参加してくれて、一気にNFT化の作業が進行。」

全688枚の画像のNFT化が完了し、OpenSeaに出品。

その後11時間ですべて完売。
そしてOpenSeaの販売ランキングでいきなり5位に。(18時現在なんと2位に!)
午前中の時点で1点平均0.03ETH(約1万円)くらいだったので688点が二次流通で1回転すると20ETHを超える計算。もし1日で1回転するとランキング2位も狙える位置。

「インドネシアのゴザリNFTに続いて日本でも!」などと海外で話題になれば金額も流通量も爆発するかも、の期待。

完売後も二次流通が活況で、フロアプライスもボリュームもどんどん上がり続けています。ここまででたった2日の出来事です。爆速でプロジェクト化がスゴイ。

会社でプロジェクト起案したことがある人ならわかりますよね。このスピード感で、なおかつ「おじさんの日常」を売ることをプロジェクト化してるんですよ。ありえなくないですか?

ゴザリNFTのニュースを見つけられて、反射的に日本版やってみよう!と反応できるのは「毎日毎日ニュースにアンテナを張って常にNFTでやれることを探す感度を高めキープしていたから」に他なりません。

手前みそですが、うちのGoogle AIまかせのWeb3ニュース」マガジンもアンテナを高めに張り続けるのにきっと役立ちます。ぜひフォローしてくださいね

私自身もニュースマガジンを日々まとめている時にゴザリNFTのニュースを見つけていて、その直後にTwitterでいただきますマンNFT作ろうプロジェクトの動きを察知した時に「あ、これゴザリだ」と気づきリアルタイムに追いかけてこの記事が書けました。自分でホント役に立ったな~と思えました。

■スゴイ3:周りを巻き込みながら今もさらに発展中。現在進行形でいただきますマンNFTプロジェクトが進化。

午前中に聞いていたSPACEの会話の中で、たんにNFT化してOpenSeaで売ったというだけでなくどんどん話題が縦に横に広がっていました。

縦の深堀話:
まず出品して11時間で完売はしたけれどメタ情報が不十分。
改行がうまくできていなくて読みづらかったり、688枚にタグ付け分類する整理はもっとやった方がいい。

食べているもののジャンルでわけるか。
→和食、中華などの分類をしてみよう。
→レアな食べ物はないか?レアなものは人気になるかも。
→〇ン〇〇〇の肉は珍しい。グルメバーガーは3000円超え高い。
→(後半から午後にかけて)サラダ、サラダ、サラダ。。(サラダ多いw)
→2年間で外食が1回しかないのは超レア!

着ているもので分類できる?
→Tシャツ、シャツ、パーカーくらい?帽子は?レアなのない?
→狙ってレアを作ったりはしない方がいい。
→NFTもトレーディングカードみたくレアなものが高値になる。ミーム系でレアなものというのは偶然の産物なのでわざと演出しちゃダメ。

顔とか表情とかで分類できる?
→笑顔、変顔、無表情。紙袋に顔を突っ込んでるのもある。これはレア。
→あごひげの有無とかあるね。ひげでの分類はむずすぎる。

横の拡張話:
ホームページほしいね。
→誰か作れる人いない?こういう時のためにテンプレがあるといいね。
→どんなデザインがいいんだろう?爆速で表示される阿部寛のサイトみたいなやつw
→あ、いつのまにかホームページが作られつつある。
(Discordではできる人が指示を待たずにできることを自主的にどんどんやる)

横顔さんが次に何を食べるのかが気になる。
→飲食店が「これ食べて!(NFT化して宣伝して!)」ってスポンサーになるかも。
→ガバナンストークン発行して投票で横顔さんがランチ何食べるか決めるとおもしろいかも。
→投票されたものを横顔さんが食べる→NFT化して販売する→売れるとトークン値上がり=世界初の分散型人間の誕生w
 自分自身が作品、アート界の革命

二次創作大歓迎。
→BGMが作られた。歌詞がつけられた。歌になった。
→マンガ、アニメ、ゲーム、なんでもこい。
 できるひとが自由に参加してマネタイズ。

13日のニュースをきっかけに深夜の勢いで作られたNFTプロジェクトがたった2日で周りの大勢を巻き込みながら話題を拡張して大きくなり続けています。

■新しい仕事のかたち

この縦・横に自由にどんどん業務が広がっていく、コミットされた報酬はないのに大勢の人が集まり、一気に成就して結果的に大きな利益を得ていく。これが未来の新しいワークスタイルのように見えました。

DAOというものも2022年のトレンドになるだろうし、DAOという言葉によらなくても「自律」「分散」的な働き方がどんどん加速的に広がるはずです。

相対的に会社員は減りフリーランスが増える。大卒初任も就職ではなく起業からスタートも増えるだろうし、海外就職・海外起業も増えるはず。

それが実際にどういう動き方、働き方、仕事の生まれ方になるんだろう、を目の当たりにしている気分です。

といってもまさしくリアルタイムで起きている、ぜんぜん未来のことなんかじゃない「今」のできごとなんですよね。だからWeb3ってイイ。

いただきますマンNFTの動きは引き続きウォッチしていきます。
どんなふうに広がるかな?まず近いうちにニュースになるかな?この記事も広報宣伝のお手伝いになればいいなと思います。

Web3の事例や使い道を知ることで「すごい未来」の想像を広げられるようになるといいなと思います。今あるサービスがWeb3でこう変わるといいな、や、こんな新しいサービスを作れたらいいな、をどんどん発信していきます。

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