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ジロウ閑話休憩…3

 なんや、えらい暑い日が続くなあ…。エアコン、つけて電気代が心配や…。おまけにコロナもまた増えとるような気配やないか。ほんま、どないなっとんねん。神さん、怒ってはんのかいな…。
 
 「まつえはん」のこと、書いたり、「さよみはん」のこと、調べたりしとって、いつもふと、頭の中に八島英雄はんとご分家はんのアレが出てきまんねん。

分家「あまり教祖伝をほじるなよ」
八島「今、内部から発表しなければ取返しがつかなくなります。
   外部からあばかれたらどうします。…(略)」

『ほんあづま』2000年6月号

 どうもこの一節が頭から離れまへんのや。いつか会長はんにおんなじこと言われるんちゃうやろかって…

会長「あまり天理教の歴史をほじるなよ」
ジロウ「今、調べて残しておかなければ取り返しがつかなくなります。
    また隠蔽されたらどうします。…」

ジロウの妄想

 わし、別に八島教学の信望者でもなけりゃ、櫟本分署跡保存会のモンでもありまへん。また何かのグループに属してるわけでもおまへん。せやけど、一人で研究の為、参考にはいろいろ読ませてもろてます。また大道教の資料から書いたり、朝日神社のことも書いてまっけど、そちらの信者はんでもありまへん。更にはべつに新しいグループとか作ろうとも思ってまへん。「中山みき研究ノート」「確かなる教理理解のために」も目を通さしてもろてます。何が真実なんやろかと、調べよう思たら、ゴミ箱に捨てられるようなものも、真実、見つけるためやったら漁ります。

分家「八島が知っている嘘だけではないのだ。真実を知ったら皆が怒って、我々を中庭に引き出して殺すだろう。」
八島「本部から発表すればそんな事は起こりません。」

『ほんあづま』2000年6月号

 これはホンマにその通りや思いますわ。八島はんって、昭和40年代の『みちのとも』にもよう出てきてはったみたいやし、教理のこともよう書いてはったようやね。修養科の講師もしてはったそやけど、すっかり教団とは敵になってしもたんですなあ。このお二方も既にこの世にはおられまへんが、あまりに生々しいやり取りで頭から離れまへん。ホンマにこんなやり取り、あったんやろかとも思えてくるほどですわ。せやけど、お二方とも、既にあの世へ行かれてはるから、もう、な~んも心配すること、おまへんやろな。

会長「ジロウが知ってる隠蔽だけではないのだ。真実を知ったら皆が教会から離れ、つぶれてしまうだろう。」
ジロウ「本部から修正していけばそんな事は起こりません。」

ジロウの妄想

 別にパロって書いてるのやおまへん。ホンマにそう思てるから書いてまんねん。もうエエかげんにせな、若いもんがついてこうへんばかりか、アホなカルトみたいな他宗教に狙われるっちゅうてんねん。教団、守るどころの話やないっちゅうこっちゃ。

 昔の話になるけんど、統一教会とかにお道の子が引っ張られて、取り返しに行くの、大変やったん、若い子、知っとるけ?最近やったら、幸福の科学やったっけ、大川なんちゃらいう、変なおっさんの洗脳かます、あぶない宗教もありまんねんで。

 なんでそんなわけわからん方へ流れていくんか、理解できへんけど、今の天理教がホンマモンとちゃうから、若い子の心に信仰が治まらんで、そこへよそのずるがしこい連中がホンマモンぽいようなフリして、近いづいて来られたら、コロッといってまうんちゃうやろか。せやさかい、ほんまの真実、伝えて正しい教えを継承していくことが第一やと思いまへんか。

 「年祭」とかゆうて、また人集め、金集めなんかしとる場合ちゃうで。巡教なんかやっとる場合かとも思うわ。巡教やっとる暇があったら、教理のおかしな部分の修正、制度や組織の見直し、人材の登用とか、変えていくところなんぼでもあるんちゃうやろか。時間かかるから十年ごとに大きな軌道修正するのが、ホンマに教祖に喜んでもらえる「年祭」とちゃうんやろか。三年千日かけて修正してかなアカンと思うねんけど…。

いつも読んでくれて、ありがとな。

若い子、しっかり勉強して、しっかり働いて、しっかりホンマモンの道を求めて歩んでや…。

おっちゃんもがんばるさかい、また訪問したってや。


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