産休11日目　妊娠中のもやっと集

こんにちは、モリホタルです。

産休は順調です。
火曜と木曜以外は休み、土日は何もしない日、それ以外も疲れたらしっかり休む(寝る)日としているので、ノンストレス、睡眠不足なしで過ごしています。

そう考えると、いかに常勤がストレスフルだったか、改めて実感しています。

うちの病院は、部長、医長、専門医受験前の5年目(先輩)、私の4人構成。
部長と医長は、長く病院にいて、先輩は私と一緒に入職しました。

歳が近いこともあり、先輩とは、良いことも悪いこともたくさん話しました。すごく親身に話を聞いてくれる時もあれば、落ち着きがなく薄っぺらい性格の先輩は、こっちが言いたいことを汲み取ってくれないことも多々ありました。

医長は、一番話が通じる人でした。手技中は怖いですが、知識は一番まともにありました。ただ、ものすごいコミュ障でした。笑

部長は、言ってることが古く、「は？」という内容ばかりでした。患者さんのことを考えているように見せかけて、病院の経営しか考えていないような素振りが多かったです。この人もすごいコミュ障で、単語レベルの表出しかしない方でした。

たくさん事件はありましたが、いくつかもやっとしたことを記そうと思います。

1位　「えー、つわりで痩せるなんて羨ましいなー！俺もつわりになりたい！」

私のつわりは比較的軽症でした。
うちは部署みんなで昼ごはんを食べるという習慣があり(黙食なので、情報共有することもなく、全く意味ない時間が流れるだけですが)、幸いつわりで食べられないということがありませんでした。
そんな私でも、つわりで2kgほど痩せたのですが、ちょうどダイエットをしていた先輩から言われた言葉です。

先輩のダイエットは、週に1-2度ジムに通えれば良い方。炭水化物も「控えなきゃ」とは言うものの、がっつり大盛りを頼み、しかも残すという、米粒を残さないように育てられた私からするとあり得ないものでした。(毎日、農家に謝れ、と思ってました。)
まともにアドバイスをしても聞いていないような反応で、ダイエットする気あるのか？と常々疑問に思っていました。
まあそんな軽い先輩が、「俺もつわりになりたい！」って言うのは、理解できますね。

この先輩、病棟で、患者さんに言ってはいけないような悪口を言ったり、深く考えることがないので、病態を考えずに合併症を来したりと、まあ、軽い医師で、医学的なことは全く信用していませんでしたし、なんなら私の方が画像や病態把握ができているという自信があるぐらいでした。
もちろん、専門医試験は筆記で落ちてしまいましたが、自業自得ですね。

2位　「本当にアルコール飲めないの？」

先輩の専門医試験お疲れ様会で言われた一言です。
飲めないし、飲まねえよ。
お前の奥さんは妊娠中飲んでたか？！

3位　オペで残っているのに、手術記録に名前を入れてもらえない

これは仕方がないのかも知れないのですが。
実は20週の時、前置胎盤疑いで、かかりつけで、手術を全て禁止されました。
「安定期に入るまではアンギオ入らない方がいい」と言われ、安定期に入ってからアンギオに入らざるを得ず、妊娠7ヶ月まではアンギオに入ってましたが、前置胎盤疑いもあり、また産婦人科医だったり、他の賢明な先輩方に、「アンギオはやめとけ！」と言われ、胎児のことを考え、オペもアンギオも辞めました。ていうか、アンギオ入らせる上司ってほんとクズじゃないですか？笑
12月からは当直も免除となりました。
でも、オペの手伝いはしましたし、オンコールは普通にあったので、明け方に呼ばれることもありました。
オペには入れませんでしたが、オペが終わるまで同じ空間にいたのに、清潔で入らなかったという理由で、手術記録に名前を入れてもらえませんでした。
専門医受験までの症例数は足りていましたし、部長や先輩の手術はほとんど勉強にならなかったので、外から見て、体力温存ができたのはよかったです( ◠‿◠ )

次から次へと悪口が出てきますが、今はそんなストレスなく過ごすことができています！

若手外科医としては、手術をやっていない期間が長く、もうキャリアを諦めなければならないかもしれません。
でも、私は、医師という仕事はお金を稼ぐ手段でしかないと考えていて、大好きな夫と、大好きな子供と、幸せに暮らすことが一番なので。
どうせ医師としてやるなら、ちゃんと患者さんのためにやりたい。部長の古い無駄な使えない知識や、先輩の薄っぺらい考えから、たくさんのトラブルシューティングを学ぶことができたので、なんだかんだ学びにはなりましたね。
でも、もうあの病院には戻りたくないです。笑

書いていたら少しすっきりしました。
そして、前の病院に対する違和感を感じました。次の人事の時に、医局にちくろう〜。笑