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武器としての"大家"思考|#もりマガ

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#もりマガ 007号


僕は末っ子で、
しかもお姉ちゃん子だったから、
根本的に、世界の見方が甘かったと思う。
「自分に悪くする人がいる」なんて信じない。


「すべての人は自分を助けてくれる」
という人生観で、
「特に、女性は必ず味方」
というマザ・シスコン気味の世界観。


社会人になってからも、
その「甘さ」は継続していて、
指導役の先輩にもよく、
嫌味たっぷりに指摘された。


「お前は、この世の全員が
 自分に良くしてくれると思ってる。
 どうやったらそうなれんの?
 マジですごいな」


今思えばこれは、
「俺がお前のケツ吹きまくってんだよボケ」
という嫌味たっぷりの言葉だった。


でもそこは残念、僕の特性からして、
「え、そっすか?照」と、
これまた前向きに、受け止めていた。
脳がそういうふうになってるんだもん。


こういう生き方は、
それはそれでまぁまぁ楽しくって、
1年目〜2年目くらいは、
のほほんと生きた。


でも、その翌年頃から、
ひどい出来事が連続する。


鉱山から削り出したままの巨大な鉄を
粗雑に、棍棒にくくりつけたハンマーで
頭を何度も砕かれるような、
苦痛に満ちた、連続性のある出来事。


思い出すだけでドキっとして
呼吸が少し止まるのだけど、
簡単にまとめると、
「もう人に甘えられない」と気づいた。


・新任のエイリアンのような上司から、
 理不尽なパワハラを1年中受け続ける。
 「人は自分に悪くしない」と思っていたから
 反駁にも慣れておらず、無防備に喰らう

・「頑張ったら希望通りの配属してやる」って
 約束されたから1年間も徹夜で頑張ったのに、
 それどころか突然の転勤
 「約束」とかじゃないらしい

・転勤に伴うあれやこれやで、
 当時付き合っていた彼女とも破綻


むちゃくちゃに翻弄されてしまった。
悔しくて、苦々しい、
いかにもリーマンっぽい思い出。


もちろん、今となっては、
しっかりと前を向いている。
皆様の知っての通り、
割とポジティブに毎日ツイートしている。


このとき、過去の生き方全否定となった、
「失敗者」としての自分を受け止めて、
「失敗の意味」を咀嚼して飲み込めたから、
なんとかこうして、生きてきた。


何が失敗だったと気づいたか?

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